私は休日によく鳥たちとも一緒にいます。
もちろん野生の鳥たちです。

これはイワツバメたち。

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このように一日中、頭のすぐ上にいます。
とても自由です。

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その飛ぶ姿は楽しそうで、縦横無尽に飛び回ります。
時々、目の前をしゅんしゅん通って見せてくれます。

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鳥は空
魚は水
熊は山
それぞれ自由にのびのびと活動できる場があります。



インドからこのような報道がありました。
鳥が空を飛ぶという基本的「鳥権」を高裁が認めたのです。


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これはある人が鳥たちを劣悪な環境で飼育していて、
それを動物保護団体PEOPLE FOR ANIMALSが訴えたことから始まりました。

裁判官の判断は、
「すべての鳥たちは空を自由に飛ぶ基本的権利があり、人間は鳥たちを販売目的などで小さなケージに押し込める権利は無い」
との判断でした。

インドでは、イルカなどのクジラ目の動物も「人類ではない人」と基本的権利を公式に認めています。

アルゼンチンでは、オランウータンに対して
「類人猿であるオランウータンは人間ではないものの人格があり、人間同様の権利と自由を享受すべき存在である」とした基本的人権を認める判決を出しています。
この判決までは、アルゼンチンでは法律上、オランウータンは「物」扱いだったのです。

同様の裁判は、他の国でも行われています。が、
いまでもほとんどの国の法律上では、動物たちは「物」扱いされています。



「天私無」(てんにわたくしなし)
という言葉があります。

天は、すべてのもの、大自然、大宇宙。
そこには私欲は無いという意味です。

この広い宇宙で、
星々がその軌道上を悠久の時を正確無比に周回する姿に私利私欲はありません。
星が、今日の気分で早く回ったり、軌道を外れて見たり、光るのを止めて見たり・・、
そんなことをしたらすべての存在自体成り立たなくなります。
すべてが調和の元で、至福の中で動いています。


人はどうでしょう。
「私」「あなた」「自分」・・なんでも私欲が出てきます。
人間の勝手に作った法律で、動物たちを勝手に裁く。
どんなことにも自己主張する。

でも、
私たちが生まれた母体である宇宙には私欲が無い。
私たちも、同じ素質「天私無」を備えているのです。


今日もありがとうございます。
動物たちにも基本的権利がある
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