昨日、牛さんのうんちが、
肥料の他にも、
自動車の燃料や、バニラアイスクリームなどに応用できる話をしました。

予想通り、こういうネタは、評判悪いです。

でもこりもせず、


今日は、牛さんのおしっこで美しくなろう!という話です。
これも原料が枯渇する心配がありません。 


アイスランドの新聞にこういう記事がありました。
「牛のおしっこ:アイスランドの最新美容の秘密」

cowpee icelandmonitor.mbl.is
 

もともとアイスランドでは、
美しい髪を保つために、髪の毛を洗う時に牛のオシッコを水に混ぜて使うという伝統 があったそうです。

アイスランドのレイキャビック大学の学生さんたちが、
その伝統を現代の石鹸シャンプーとして復活させました。
「Q-Shampoo(キュー・シャンプー)」。
アイスランド語で牛を意味する「kyr」がQという発音に近いようです。

牛のおしっこには、
ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、
強力な洗浄作用も持っているそうです。



まずはおしっこを煮詰めて、


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ココナッツオイルやヒマワリオイルなど、
いろいろな成分を足していきます。

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 出来上がり。
牛のおしっこで出来た固形シャンプー。


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綺麗な箱に入れて、販売です。
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プレゼントとしてもらっても、正直なところ、あまり嬉しくない気がします。


さて、さらに
インドには牛のおしっこを飲む健康法も存在します。

昔からある健康法だそうですが、
最近は飲む人も減ってきていたのですが、
あるヒンズー教の指導者が癌や慢性疾患の治療に勧めたことから、
再びブームになったようです。
インドに800万人の会員がいるRashtriya Swayamsevak Sangh(RSS)というヒンズー教団体では、
一般に牛のおしっこと薬草をブレンドした清涼飲料水「牛尿」を販売しているようです。


アフリカのスーダンでは、牛乳にも牛のおしっこをブレンドするそうです。
ある地区では、おしっこの入っていない牛乳は、牛乳ではないようです。
日本で言う、フルーツ牛乳のような扱いなのでしょうか?


デンマークでは尿をビールにリサイクルする試みが行われています。
piessTheGuardian


統合医療では、動物の尿も治療薬として使われています。

今日もありがとうございます。
 
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