このかわいい猫ちゃん。
名前は、オスカー
米国北東部ロードアイランド州の養護・リハビリセンターで飼われている雄の三毛猫です。

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オスカーは、行政機関で殺処分されるはずだった捨て猫。
犬猫たちの里親募集活動を行っている動物保護団体「アニマルシェルター」から、
子猫のころに養護施設Steere Houseに引き取られました。
アニマルセラピー猫にするためです。

日本ではあまりありませんが、私がオーストラリアにいた時には、
やはり病院内に猫が歩き回っていました。
患者さんたちはとても歓迎するのです。

オスカーは養護施設3階の、アルツハイマー病などの認知症部門で育てられました。
普段は、病室から病室へと渡り歩きます。

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そのうちに、
オスカーは、数時間後に死を迎える患者の部屋に入ってきて
ベッドに飛び乗り、
その人の最後の時を共に過ごし、
息を引き取るまで
患者の傍らで身体を丸める独特な形で、
添い寝するようになったのです。


そう、
オスカーは、人の死期がわかるのです。
この10年で100人を超える患者の死に寄り添ってきました。

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オスカーの患者の死期を「予知」する能力は、病院のスタッフより正確なことがあり、
オスカーが患者のベッドに寄り添うと、
病院から患者の家族へ連絡するようになりました。


 
ブラウン大学の老人病専門医David Dosa博士は、
オスカーの死期を予知する能力についての論文を
New England Journal of Medicine誌に発表し、
一般向けに本も出版しました。

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最後を看取った患者の家族は、
患者が死を迎えるまでオスカーが寄り添ってくれたことに感謝し、
時に新聞の死亡広告などでもオスカーを称賛することまでありました。

オスカーは、その功績が認められ、ホスピス財団から表彰されています。

誰もがいつかは死を迎えます。
その時に、優しい猫が寄り添ってくれたなら、
どんなにか心和らぐことでしょう。


今日もありがとうございます。


 
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