これはハクサンイチゲ。
漢字では、白山一花、または白山一華と書きます。
キンポウゲ科イチリンソウ属の花です。

標高2700m地点の岩の隙間から逞しく生えて、花を咲かせています。 

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白くて可憐な花です。
実は、白い花びらに見えるのは、萼片です。
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このあたりは、風もとても強く、天候も急変し、過酷な環境です。
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初夏に雪渓が解けた岩場に群生しているのが見られます。
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イチリンソウ属Anemoneの植物は、
英語では一般名でwind flowerと言って、花が風に揺れるのが特徴です。
どんなに強風が吹いても、風に揺れるだけで、茎が曲がったり、折れることはありません。
芯がとても強いのです。


「疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる)

勁草とは強い草のこと。
風の穏やかな日には、
強い草も弱い草も区別がつきません。

でも、
突然の過酷な強風が吹き荒れると、
弱い草は地べたを這いつくばり、
強い草は、風に負けることなく、
その強さを発揮します。


人間も同じこと。
平穏無事な日々を過ごしていれば、強い人も弱い人もあまり区別はつきません。
でも
人生には逆境や困難はつきものです。
どんな過酷な困難にも果敢に立ち向かえる人は、その強さを発揮します。

強い弱いは見た目のことではなく、心の強さです。
ハクサンイチゲの花も、茎があんなにか弱そうなのに、とても強い。
身体を鍛えるのと同じように、心を鍛えることの大切さを、
この可憐な高山植物が教えてくれています。

心を鍛えている人ほど、優しくなれる。



今日もありがとうございます。

 
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