このブログではよく出てくるコアラの話。
昨日はアカゲザルの母子のお話でしたが、
今日はコアラの母子のお話です。
今日はオーストラリアのクイーンズランド州クーミンヤでコアラのお母さんが車に引かれてしまいました。
クーミンヤは、ブリスベンの西、地図上だとだいたいこのあたりです(紫の点)。
すぐに野生動物保護ボランティアを行っているAustralia Zoo Wildlife Hospital に収容され、
治療が始まりました。
この病院では、11年間で5万8千頭の野生動物の治療実績があります。
お母さんコアラは「リジー」と名付けられました。
リジーには、生後六か月になる子コアラ「ファントム」ちゃんがしがみついています。
ファントムちゃんは、体重420gしかないのですが、ほぼ無傷でした。
お母さんのリジーは、骨折していなかったものの、
肺に大きな損傷を負っていました。
HuffinghtonPost
獣医師は、ファントムちゃんをお母さんから引き離すのは、
母子双方にとってよくないと判断し、
治療の間、一緒にいるようにしたのです。
以前に当ブログにも書きましたが、
母と子が一緒にいると治癒率が向上することがわかっています。
ファントムちゃんは、お母さんの治療を心配そうに見つめています。
CourierMail
治療後は、ファントムちゃんも安心した顔になりました。
CourierMail
リジーは、治療のかいもあり、
無事に回復傾向にあるとの報告です。
ちなみにコアラの一回の平均治療費は、
1500~5000豪ドルだそうです。
こちらもどうぞ。
「捨身飼虎」とコアラの大量安楽死
異常気象で犠牲になる動物たち
火傷したコアラのその後
今日もありがとうございます。
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今日はコアラの母子のお話です。
今日はオーストラリアのクイーンズランド州クーミンヤでコアラのお母さんが車に引かれてしまいました。
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すぐに野生動物保護ボランティアを行っているAustralia Zoo Wildlife Hospital に収容され、
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この病院では、11年間で5万8千頭の野生動物の治療実績があります。
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リジーには、生後六か月になる子コアラ「ファントム」ちゃんがしがみついています。
ファントムちゃんは、体重420gしかないのですが、ほぼ無傷でした。
お母さんのリジーは、骨折していなかったものの、
肺に大きな損傷を負っていました。
HuffinghtonPost
獣医師は、ファントムちゃんをお母さんから引き離すのは、
母子双方にとってよくないと判断し、
治療の間、一緒にいるようにしたのです。
以前に当ブログにも書きましたが、
母と子が一緒にいると治癒率が向上することがわかっています。
ファントムちゃんは、お母さんの治療を心配そうに見つめています。
CourierMail
治療後は、ファントムちゃんも安心した顔になりました。
CourierMail
リジーは、治療のかいもあり、
無事に回復傾向にあるとの報告です。
ちなみにコアラの一回の平均治療費は、
1500~5000豪ドルだそうです。
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