春から初夏にかけて、綺麗なもじゃもじゃの白い花を木全体に咲かせるヒトツバタゴ。

別名は。ナンジャモンジャノキ。

この植物は、希少種として、
環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
元もとの自生地は、限られていたのですが、
いまでは、全国あちこちに植樹されています。

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花びらは細く長く裂けています。
この細長く、風にそよぐ花びらで、虫を誘うようです。

図鑑では「雌雄異株」とされていますが、
実際には「両性花」または雄株がほとんどだそうです。
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ナンジャモンジャノキの由来として、
水戸黄門として有名な徳川光圀公が、
将軍に「あの木は何という木か」と聞かれた際に、
光圀公は木の名前を知らず、
とっさに「なんじゃもんじゃ!」と教えてしまったと伝えられています。
が、
ある学者さんは、こう呼ばれるようになったのは、明治初期だろうとも推測しています。

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白い花は、木全体に咲くため、満開になると、とても目立ちます。
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木全体が、白い花で覆われます。
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この植物の特徴の一つは、
自生地が不連続分布であるということ。
つまり、
とびとびに群生地があるのです。

北米、中国、朝鮮半島、台湾、日本に分布しますが、それぞれの国でも不連続に自生地があります。
日本では、長崎県対馬、岐阜県東濃地方、長野県木曽部山口村、愛知県犬山市と地理的に限定隔離されています。


このような分布する植物は、遺存種といって、高山植物でよくみられます。
たとえば、八ヶ岳と白馬、北海道だけに分布する植物などは、
かつての氷河期には広く生育分布していたものの、
高温化にしたがって、一部の高山だけに生き残った、
と考えられます。


大昔の時代には、広く生息域を拡げていた植物が、
気候の変動や地殻の変動などが原因で、植物の環境に適合した地域だけに生き残り、
不連続な生育分布になる。
このような分布から、古代のある時期の変動が解明されていくのです。


ヒトツバタゴも、
地球の歴史の一端を語る植物でもあるのです。



「話尽山雲海月情」
(かたりつくす さんうんかいげつ のじょう)

碧巌録の一節です。

山の心、雲の心、海の心、月の心、
それぞれが心の内を語り尽くし、
お互いに聞き合い、
わかり合う。


ヒトツバタゴも地球の歴史を知っている。
でも、それも
語らなければ、そして
その言葉に耳を傾けなければ、
お互いに理解できない。

山が語る、雲が語る・・
ほとんどの人は理解できないかもしれません。
私は、夜中に山奥にいることが多く、
繰り返し通い、ヨガの技法を使うと、
本当に山が語りかけてくるのです。
(この方法の導入部は、夏頃にヒカルランド社から出版される予定です。)


人も
心の奥にある気持ちは、つい遠慮して言わないことが多いのではないでしょうか?
でも語り合って、聞き合って、
初めてお互いの心の奥まで理解することはとても多く、

そこから
新しい創造性が生まれ、
お互いを深く大切に思う気持ちが生まれ、

それによって
自分の限定した枠が外されて
さらに霊性は進化していく。


なぜ、霊性が進化していくか?
それは、
私たちは、究極的に「すべては一つ」に向かっているから。


心寄せる人と語り合い、聞き合い
そして
自然界に入り
山の声、雲の声、海の声、月の声に
耳を傾けてみませんか?


今日もありがとうございます。


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