フロリダに30年以上に渡り、
狭いトレーラーに閉じ込められ、
虐待され続けているゾウがいます。

アフリカゾウの
「ノージーちゃん」です。

1982年にジンバブエのサバンナで生まれました。
幼ゾウの時に、新生児の時に捕獲され、
アメリカに送られました。
その捕獲の時に、母ゾウや群れの仲間たちは殺されたと推測されています。
それ以来ずっと苦難の道を歩んできました。

その過酷な生涯から、現在「全米一虐待されているゾウ」と呼ばれています。

noji-1 Action for Nosey Now

ノージーちゃんは、ゾウの虐待で知られるリーベル・ファミリー・サーカスに売られました。
サーカスのオーナーのリーベル氏は、過去に200回以上の動物福祉法違反を繰り返しています。

そこで過酷な虐待を受け続けたのです。
サーカスでのゾウの虐待の一部は、当ブログの

「ゾウのサーカスからの解放」を参照してください。

長い年月の虐待を耐え、ノージーの身体はボロボロになっていきました。

現在その惨状を見て、多くの人々が救済に乗り出しています。
ウェブサイトも出来ました。

savetheno SaveNoseyNow!

フェイスブックも立ち上がりました。


savenoe Action for Nosey Now


インフォグラフで可愛く書いてありますが、
内容はひどいものです。

nosey ElephantsDC.org



 テネシー州にあるゾウの保護区では、すでに受け入れ準備も出来ています。

でも、
所有者がノージーを手放すつもりがないのです。

ノージーと似たような境遇のゾウは、全米で
100頭
世界中では20,000頭にも上ります。

さらにいまだに毎日新しい生まれたてのゾウが拉致され、売り飛ばされているのです。

私たちは、こうした現実を知りません。

日本のテレビでは、芸能人が誰かとデートする方がはるかに重要事項になってしまっています。
ワイドショーでは、司会者とゲストが一生懸命に「誰々がキスした、してない」などと
一生懸命に熱弁をふるって公共の電波で論争しています。

インターネットでも、そう。
もっと
現実に起きていることを知ろうとすれば、いくらでも検索できますが、
ほとんどの人は、知ろうともしない。
でも、現実を知って解決できることはたくさんあります。


知ると言うことは、
それを活かすということ。
活かさない知識を一生懸命集めても、何の意味もありません。

「誰が誰とキスしようが、デートしようが、どうでもいいこと。」



「遍界不曾蔵」
(へんかいかってかくさず)

 実はあらゆるものは、隠されているようで、真実の一端はすでに表れているという意味です。
それは、
物事の本質までよく観ること、見抜くことで、
感じ、理解されます。
ただ関心なく眺めているだけでは、
見逃してしまいます。


それは、
どんなことにも言えること。

見る側の目が曇っていたり、
見る側の心が制限されていれば、
物事の本質は見ることが出来ません。

それは、
あたかも真実が隠されているように思えますが、
実は、
見ていないだけ。


見る目を養い、
感じる心を育てる。
そういう気持ちで情報に接してみることは、
今の情報社会では必要なことです。 

人は、
誰かを助けるたびに
誰かを許すたびに
誰かを愛するたびに
強く、優しくなっていきます。

体力や筋力は、鍛えれば鍛えるほど強くなるのは誰もが知っていても、
心も同じだということは
あまり重要視されていないようです。



テレビやインターネットの情報も、
ただ単に、欲望や好奇心を満たす内容だったり、
批判や差別感、競争心を煽る内容だけではなく、

人がより強く、優しくなれるような、人々が活かせる情報を提供してみる、
そのような視点を含めた情報発信が増えればいいなと思います。



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