今日は、馬を訓練する犬「ヒーカン」ちゃんのお話です。

hekan1David Caird/News Corp Australia


犬はもともと頭がいいのですが、
特に動物学者のいくつかの研究では、
ボーダーコリーが頭のいい犬の筆頭にあげられています。

ボーダー・コリーは、牧羊犬として、
飼い主の指示を忠実に守り、考えて行動し、家畜の群れを守る技術も最高です。
人の細かい指示の言葉をすべて覚えることが出来ることも証明されています。

その卓越した頭脳と技術、運動性能のために、牧羊犬以外でも、
アジリティやフライボール等さまざまな競技犬としても優れた才能を発揮しています。

心理学者のジョン・ピリーさんが飼っているボーダーコリーのチャイサーくんは、
800種の布製の動物の玩具、116種のボール、26種のフリスビー、その他100種類のプラスチック製玩具が用意された実験で、
そのうち1022種類の玩具の形を選別し、
それらを機能別に分類して記憶することに成功しています。





話は、戻って
オーストラリアのボーダーコリーのヒーカンちゃんです。
2歳。

ヒーカンは英語では、Hekan、
「つまり何でも出来る」 という意味の
He can do anythingの省略形です。
オーストラリアなので、ヒーキャンではなく、ヒーカン。

その名の通り、馬のトレーナーである飼い主スティーブ・ジェフリーさんの補助を完璧にこなしています。

写真は、馬のキコちゃんのお散歩です。

hekan2David Caird/News Corp Australia

ジェフリーさんが馬の蹄鉄を調整する間も、馬をじっとさせるアシストします。

hekan3David Caird/News Corp Australia

ヒーカンは、馬が反抗しても、ちゃんとボスとして手綱を使いこなします。
hekan5HeraldSun

そしてヒーカンちゃんの一番の特技は、
自分一人で乗馬することです。
hekan4



犬たちの天性の素質を見つけ出して、最大限伸ばしてあげる環境は素晴らしいですね。

今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければ応援お願いいたします。

 
人気ブログランキングへ