猫の足跡が付いた古代ローマ時代の屋根タイルが
英国のグロスター市営博物館で発見されました。
グロスターは、ローマ帝国の自治体単位であるコロニアの一つでした。

このタイルは、
紀元100年頃のテグラと呼ばれる主に屋根に使用されたタイルで、
およそ1900年前のものです。
タイル製作時の乾燥中に猫が横切ったと思われます。

_84523557_84523550Gloucester city museum/BBC

しっかりと踏み込まれています。

_84523557_8452Gloucester city museum/BBC

いままでも、犬や人、子豚の足跡は見つかっていますが、
猫のものは珍しいそうです。


こちらは古代ローマ時代の犬の足跡付きタイル。
およそ2000年前のもの。
Dog-Blackfriars-LeicesterAdam Slater, Wardell Armstrong Archaeology


 こちらは山羊か羊の足跡。
 Roman-tile-sheep-goat-printsAdam Slater, Wardell Armstrong Archaeology


古い猫の足跡は、この他にも各所から見つかっています。

15世紀の本からも。
article-2289563-18808DA700MailOnline

日本でも、
兵庫県の見野(みの)古墳群6号墳から発掘された須恵器に
猫と思われる動物の足跡が発見されています。
陶器を焼く前、
器を乾燥させている時に、踏まれて残した足跡のようです。

img_0560野良猫総合研究所

米国ロサンゼルスのハリウッドの通りにある手形も
もともとは、女優さんが生乾きのコンクリートに間違って足を踏み入れてしまったことから始まったもの。


足跡は、縁起がいいのでしょうか?

日本には、
「猫の足跡が幸運を運んでくる」といわれている奇跡の宝くじ売り場があります。

秋田県の宝くじ売り場が平成7年に移転することになり、
新設の売り場のコンクリートが乾いていない時に
猫が宝くじ売り場に吸い寄せられるように、足跡をつけてしまったのです。

それで「幸運をもたらす招き猫の足跡かも?」と考え、
そのまま足跡を残したそうです。
それから、
この宝くじ売り場からは、多くの高額当選者が出るようになったそうです。
今でも高額当選者が出続けているそうで、
現在では補修の時に、
この猫の足跡についたコンクリートを切り抜いて、展示しているそうです。
52123ロケットニュース24
 
224121ロケットニュース24


最後に、
大きな人の足跡です。
南アフリカにあります。
kyojin

動画


これも見た人に大きな幸運をもたらすといいですね。


今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければ応援お願いいたします。


人気ブログランキングへ