高原に行ったら、
蝶があちこちに飛んでいました。
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こちらは、長距離を飛ぶアサギマダラ。
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と、蝶を撮影していたら、腕にもクロヒカゲが停まりました。
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蝶が、花から花へ、
ひらひら舞う風景というのは、とてもいいものです。


最近都会では、
蝶が減ってきているように思います。



気候の変動、生息地の減少、農薬など、
蝶の生存を脅かす要因はたくさんあります。


英科学誌Nature Climate Changeに、
英国の蝶を対象にした研究で、
気候の変動に弱い種は、
このまま対策がなされなければ、
2050年までに絶滅してしまう
という報告が発表されました。

この研究調査では、
1995年の干ばつの時に英国の蝶28種のうちの約五分の一の種が
大幅に生息数が減少していました。
たった一度の干ばつでも大きなダメージを負ってしまう。
最近の干ばつ、気候の変動の激しさの影響が顕著に現れています。

また、
生息地の減少と断片化によって、個体数の回復に時間が長くかかることも示されました。


今後、気象の変動や生息環境は悪化することが予想されるため、
ますます蝶にとっては、厳しいものとなっていくことが予想されます。


これは英国の研究ですが、
他の国も同様です。
地球環境に国境はありません。


加えて、農薬や除草剤が蝶に大きなダメージを与えていることもわかっています。

buttetruth-out.org



蝶は、環境の変化にとても敏感です。

それは、
蝶だけの問題ではなく、
多くの昆虫の生存も脅かされているということになります。



昆虫は、花粉を媒介したり、亡くなった生物を分解したり、生態系のバランスをとるなど、
人の生活にも必要不可欠な存在です。



「縁の下の力持ち」

昆虫のお世話になってい無いと考えている人もいるかもしれません。
でも、
昆虫たちは、
人の生活に、人知れず大きな助けをしているのです。


以前当ブログ
「都会のハチを守るビー・ハイウェイ」
で、昆虫のいない世界をご紹介しました。

jここに一部抜粋します。

都会で蜂たちが目の前で飛んでくるだけで、大騒ぎして嫌がる人さえいます。
共存共栄は、人にとってもとても大切なこと。
すでに私たちは、蜂がいないと生きていけないほど、
蜂に頼って生活していることを忘れている人が多いようです。


現在、世界の食料の約三分の一は、虫たちの働きに頼っているのです。

この写真のサラダバーは、
左半分が蜜蜂のいない世界右半分が蜜蜂のいる世界。
こんなにも違います。
aradabarTheHuffinghtonPost
チョコレートでさえ、虫がいないと作ることが出来ないことを知らない人が多いのです。

私たちひとりひとりにも、出来ることはたくさんあります。
NPO動物保護団体「Xerces Society」の虫の保護部門に携わるエリック・マーダー氏によると、
私たちが、各々の場所で、出来る範囲で地元固有の野生の花を植えることが一番良いと言います。

都会で庭が無い人でも、庭がある人でも、
ひとりひとりが植木鉢たった一個の草花を育て、
大切に扱うだけでも、
全体では大きな自然が形成されるのです。


たった一人の力、
たった一つの鉢植えでも、
都会の虫たちにとっては大きな一歩なのです。

ちなみに、東京の銀座のビル屋上の蜜蜂は、
年間1トンものハチミツを生産しています。
ビヤガーデンよりも、
ビーガーデンです。

大海も、一滴の水から
大きな山も、一握りの土から。


こちらは、アマゾンからの写真。
アマゾンにすむ蝶たちは、ミネラル分がたりなくなると、
カメさんたちから涙をもらいます。
カメさんたちは、
じっとして蝶に涙を分けてあげています。

butterflies-turtle-tears-3 Jeff Cremer / Perunature.com

ワニさんも蝶のために、じっとしています。

butterflies-caiman-teaNationalGeographic



最後にボツワナからの写真。
ライオンが、陽だまりの中で毛づくろいをしていたら、
右手に蝶が停まりました。
ライオンは、
蝶のために、毛づくろいをそっと止めたのです。
優しい配慮。
私たち人間も見習わなければ。
lionbutteflyKobus Swart/Caters News Agency



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