「アース・オーバーシュート・デー」

これは、
「人間の利用する地球資源の消費量が、地球が持つ持続可能な一年分の生産量を使い切った日」
です。

国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク」が毎年発表しています。
要するに、
地球資源を適切に利用しているか、過剰に利用しているかを明確に理解できる指標の一つです。


GFN_EOD_logo_2015_350pxfootprintnetwork.org


地球の資源(野菜、果物、肉、魚、木材、植物、鉱物、浄化能力など)には限りがあります。
その限りある資源を、一年で換算するといつごろまでに一年分を使い切ってしまうのでしょう。

2015年のオーバーシュート・デーは8月13日でした。
人は一年で使える最大量の地球の資源を8月の時点で、
すでに利用してしまったことになります。
ここからは、
私たちは、地球に過剰な負担を与えながら、未来の世代の資源を奪い続けてしまうことを意味します。

2015年は、8月13日
2014年は、8月19日
2013年は、8月18日

年々地球資源の搾取が加速しています。

現在では、地球1.5個分以上の資源を使い尽くしていることになります。
1961年の頃には、一年で地球資源の74%を使っていました。
それが、
1985年時点で、地球資源利用の限度を上回ってしまい、
それは
年々悪化しています。
今のペースで地球の資源を浪費し続けるのであれば、
2030年頃には、人は地球2個分の資源を毎年使ってしまうことになります。

人は、年々地球を劣化させてしまっていることになります。


国別のチャートでは、多くの国がレッドゾーンに入っていることがわかります。
もちろん、地球に国境は関係ないので、地球全体でのバランスを関帰る必要はありますが。
red45



国の借金と同じように、
わかっていながら未来の世代に負担を押し付け続けている状態です。
まるで、
ギャンブルに生活費を使ってしまい、子供に借金を背負わせているようなものです。


footprints-1footprintnetwork.org


こちらは、グローバル・フットプリント・ネットワークの動画です。


私たちは、明らかに地球の資源を過剰に利用しています。

現在、急速な勢いで、森林は減少し、海も陸も生物多様性は失われつつあり、
生物の個体数も減少しています。
資源も獲れるだけ獲り尽くす傾向は変わらず、
大地も、
空気も、
水も、
著しく汚染され、劣化しています。



飽食も地球資源の浪費の大きな要因の一つ。
日本では、食品の多くが、廃棄されています。

深海には、巨大なダイオウホオズキイカが生息しています。
このイカは、体重500kgの巨体なのに、
たった5kgの小さな魚一匹で200日間の活動に充分なのです。

人も本来は少食で大丈夫であることがわかっています。

日本を含む先進国では、
毎年2億2千万トンの食品が廃棄されています。

一方、
世界では今10億人に充分な食料が無く、
3.6秒ごとに1人餓死しています。
餓死の75%が5歳以下の子供です。


日本で一人が一日に出すゴミの量は1kg。
世界では推定年間100億トン。

資源を大切にして、上手く分配できれば、
それだけでも地球の負担は減るはずです。
自分の身の周りで、できることから始めてみる。
これが一番大切なこと。
Pollution-environmentSaravanan Dhandapani/Flickr


人の生活、人の幸福は、
母なる地球の大地の上に成り立っていることを
再認識すべき時期に来ています。




「一池荷葉衣無尽 数樹松花食有余」
「五灯会元」の一節です。

一つの池の蓮の葉さえあれば、衣服には充分であり、
数本の松の樹さえあれば、食べるものも充分。


この言葉は、
物質的なことだけ示しているのではなく、
心の充足についても同時に示しています。

ほんのわずかなことがあれば、幸せには充分。



こちらは、写真家のシェイラ・ベーカーさんが
英国の1960年代から1980年代の普通のストリートを撮影した画像です。
物が少ない時代、小型ゲーム機も無い時代ですが、
子供たちの表情はとても明るく、幸せに見えます。
そう、
物の豊かさと心の豊かさが比例する訳ではありません。
2B77604B00000578-0-image-a-13_1439928689704Sheila Baker/MaryEvansPictureLibrary

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Sheila Baker/MaryEvansPictureLibrary

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Sheila Baker/MaryEvansPictureLibrary

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Sheila Baker/MaryEvansPictureLibrary






母なる地球に対する思いやり。

一人一人の小さな思いやりでも、
世界は大きく変わります。


私たちが行動すれば世界は変わる。
行動しなければ、何も変わらない。
とても当たり前のことですが、大切なことです。


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