最近円山動物園でのマレーグマの死が話題になりました。
その後も、
同動物園では、シマウマやキリンの死が続いています。


他の動物園でも、
次々と動物たちの死が報道されています。


ドイツの デュースブルク動物園では、
今週
オランウータンが檻から脱走して、
射殺。

二頭が脱走し、
一頭は射殺、
もう一頭は鎮静剤の入った銃で、元に戻されました。

逃げ出せる状況を作ったのは、人間側。

でも、逃げたら射殺・・・。


oran1Twitter

 このオランウータンを射殺した動物園では、イルカの赤ちゃんが急死したばかり。


昨年は、デンマークのコペンハーゲン動物園が、
健康なキリンを安楽死させたり、
新しいライオンが欲しいために、今飼育しているライオンを殺したことが発覚し、
大きな問題となりました。


実際に、
ヨーロッパの動物園では

年間5000頭近くの健康な動物を殺処分している
と推定されています




kills2Independent.co.uk


さらに展示にも問題が山積みです。
 

こちらは、モスクワ動物園のオランウータン。
moskoworanMaxim Zmeyev/Reuters
ひっきりなしに、人々が覗き込みます。
もしこれが自分だったら、どうでしょう。
一生この生活が続くのであれば、相当なストレスになるかと思います。
本来の森の中の静かな生活とは、全く違います。


そして、
こちらはインドネシアの動物園のオランウータン。
20年以上も、この狭く劣悪な環境の中で、生きているのです。

indooranMarison Guciano/ Indonesian Friends of the Animals/TheDodo

 
一方、こちらは、
ノルウェイの刑務所。
写真は、殺人で有罪を受けた服役囚の姿です。
article-1384308-0BF0134MailOnline

 とても優雅です。


私たちは、地球上から消えようとしている貴重なオランウータンに対して、
本来の住処から拉致してきた多くの動物たちに対して
何というひどいことをしているのでしょう。



確かに、どこの動物園も資金難です。
でも、
世界中の動物園で、殺処分される多くの動物たちの言い訳にはなりません。

不思議なことに、
さまざまな分野が予算削減で苦しむ中、
オリンピックのようなお祭りに使うお金は湯水のようにあります。

そのほんの一部が、
動物たちの保護活動に回せたらいいのにと、思います。



今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければ応援お願いいたします。

 
人気ブログランキングへ