今年もイグノーベル賞の時期になりました。
今年も9年連続で日本人の受賞です。

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大阪府の開業医、木俣肇先生が医学賞を受賞。

授賞理由の論文は次の通り
"Kissing Reduces Allergic Skin Wheal Responses and Plasma Neurotrophin Levels," Hajime Kimata, Physiology and Behavior, vol. 80, nos. 2-3, November 2003, pp. 395-8.
 "Reduction of Allergic Skin Weal Responses by Sexual Intercourse in Allergic Patients," Hajime Kimata, Sexual and Relationship Therapy, vol 19, no. 2, May 2004, pp. 151-4.
 "Kissing Selectively Decreases Allergen-Specific IgE Production in Atopic Patients," Hajime Kimata, Journal of Psychosomatic Research, vol. 60, 2006, pp. 545– 547. 

要するに、
キスはアレルギー性皮膚炎を改善する効果がある。
そして、性的行為でも効果がある。

という論文です。


論文の中で、
アトピー性皮膚炎の患者の群、
アレルギー性鼻炎の患者の群、
健康な人の群、
各30人ずつの合計90人に対し、

それぞれのパートナーと静かな音楽の流れる個室で30分間、自由にキスをしてもらいます。
そして
キスの前後でアレルギー反応の強度を調べる皮膚テストや血中成分を測定した実験を行っています。
その結果、
キスをするとアレルギーの改善傾向がみられたのです。

この2週間後に、
再度キスをしないで同じ環境にいた後で、
同じ項目を測定したところ、
キスなしでは改善効果は認められませんでした。

さらに性行為でも同様の効果がありました。


これがイグノーベル医学賞に繋がったのです。

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以前当ブログでも、
「ゾウのキスと「拈華微笑」」の中で、
キスの効用を書きました。

米国ラファイエット大などの研究では、 
キスをすると、 
脳内のコルチゾールというストレスホルモンの血中濃度が下がり、 
オキシトシンという愛情ホルモンをはじめ、
幸せホルモンともいわれるエンドルフィンやドーパミンなどの血中濃度が上がることが確認されています。 
さらに精神安定作用も確認されています。 

また
心身共に免疫力が上がり、 
風邪をひきにくくなり、 
アレルギーも緩和され、 
病気は治りやすくなります。 

キスの時には唾液を通じて多数の菌が交換されることになります。 
その菌に対する抗体が新たに作られるために、 
お互いに免疫力が上がる仕組みもあるそうです。 

他にも普段使わない顔の筋肉を使うので、 
美容効果もあるとか。 

若い時には、愛情よりも身体的な欲求が優先しがちで 
歳を重ねるごとに、身体的な欲求は消えていき、愛情が優先する傾向があります。 

ある研究では、パートナーとキスを日常的にする男性は、 
そうでない男性よりも平均寿命が5年長いという統計結果がでたそうです。

 心を込めて、手を握り合ったり、キスをしたり、身体を抱きしめる行為は、
本当は身体ではなく、魂に触れるための手段の一つ。 

言葉だけでは、伝えられないものはたくさんあります。 
心と心で直接伝える 。 


とても大切ですよね。

それをちゃんと医学論文にしてくれた医師の先生方は素晴らしいと思います。


数学だと
2を二つに分けると、1になります。
2÷2=1

でも、
幸せは、人と分けるたびに、
幸せ度は増えていきます。



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