ホッキョクギツネ。
北極地域原産の小型のキツネです。
寒さにとても強く、
寒冷地に生きています。
極寒の地に生息しているため、
天敵は少なく、生息数はほぼ安定していました。
ただし、人の活動域とかさなるノルウェー、スウェーデン、フィンランドでは、
絶滅の危機にあり、
スカンジナビア半島全体の総生息数は100匹ほどしかいないと推定されています。
これは、
今年の野生生物写真コンテストWildlife Photographer of the Year からの受賞作品です。
タイトルは、「A Tale of Two Foxes」二匹のキツネの物語。
Dan Gutoski/Wildlife Photographer of the Year 2015
アカギツネがホッキョクギツネを捕食しています。
この一枚の写真は、
最近の問題をよく語っています。
もともとツンドラ地帯では、アカギツネと競合関係にありましたが、
北極圏の気温のさらなる上昇に伴い、
アカギツネがさらに北上できるようになり、
ホッキョクギツネが安心できる生息地にまで侵入してきたのです。
地球規模の気温の変化は、
生態系に大きく深刻な影響を及ぼし始めています。
人よりも自然と一体化している動物や植物は、
直ちに影響を受けるのです。
でも、
気温の変化は、
あまりに急すぎて、
生物たちの適応は追いつくことが出来ずに、
生態系は混乱しています。
でも、その微妙な変化に人は気がつかないのです。
もしくは、お金が絡むために、
気がつかないフリをしているのです。
それはまるで、ゆっくりと水を加熱しているお鍋の中にいるカエルたちのようなもの。
気づいていなくても、
気づかないフリをしていても、
熱くなってからではもう脱出することは出来ない・・。
Essay911
気候の変動と生態系の混乱はやがて、私たち人間にも大きな混乱をもたらします。
それがわかっていても、
欲望を優先するあまり、
止められないところが、人間ですね。
今日もありがとうございます。
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北極地域原産の小型のキツネです。
寒さにとても強く、
寒冷地に生きています。
極寒の地に生息しているため、
天敵は少なく、生息数はほぼ安定していました。
ただし、人の活動域とかさなるノルウェー、スウェーデン、フィンランドでは、
絶滅の危機にあり、
スカンジナビア半島全体の総生息数は100匹ほどしかいないと推定されています。
これは、
今年の野生生物写真コンテストWildlife Photographer of the Year からの受賞作品です。
タイトルは、「A Tale of Two Foxes」二匹のキツネの物語。
Dan Gutoski/Wildlife Photographer of the Year 2015
アカギツネがホッキョクギツネを捕食しています。
この一枚の写真は、
最近の問題をよく語っています。
もともとツンドラ地帯では、アカギツネと競合関係にありましたが、
北極圏の気温のさらなる上昇に伴い、
アカギツネがさらに北上できるようになり、
ホッキョクギツネが安心できる生息地にまで侵入してきたのです。
地球規模の気温の変化は、
生態系に大きく深刻な影響を及ぼし始めています。
人よりも自然と一体化している動物や植物は、
直ちに影響を受けるのです。
でも、
気温の変化は、
あまりに急すぎて、
生物たちの適応は追いつくことが出来ずに、
生態系は混乱しています。
でも、その微妙な変化に人は気がつかないのです。
もしくは、お金が絡むために、
気がつかないフリをしているのです。
それはまるで、ゆっくりと水を加熱しているお鍋の中にいるカエルたちのようなもの。
気づいていなくても、
気づかないフリをしていても、
熱くなってからではもう脱出することは出来ない・・。
Essay911
気候の変動と生態系の混乱はやがて、私たち人間にも大きな混乱をもたらします。
それがわかっていても、
欲望を優先するあまり、
止められないところが、人間ですね。
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コメント
コメント一覧
毛色こそ違うものの同じキツネですから、そこに一瞬ギョっとさせられますね。
こういう場合、これを 「共食い」 とは呼ばないのでしょうか。
人間界の場合、人種間での殺し合いを 「共食い」 とは呼ばないのでしょうか。
…記事の主旨とは違いますが、読みながらそんなこと考えてました。