アフリカ全土でのゾウの殺戮が止まりません。

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ゾウが殺戮されるのは、象牙のため。
それは
いまだに象牙を買う人たちがたくさんいるということ。

象牙を誰も買わなくなれば、
ゾウがこれほど殺されることはないのです。

1979年には120万頭以上もいたアフリカゾウたちは、
その後大量殺戮時代へ突入し、
一気に激減していきました。



動物保護団体WildAidが象牙の取引に関する報告書を発表しました。
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HongKongIvoryBanPressConference06WildAid


その報告書の中には、象牙の取引国も記載されています。
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大きな象牙消費国は、中国(香港)、日本、台湾です。

WildAidでは、覆面調査も行いました。
2015-10-23-1445611481-3848050-HongKongWholesaleIvory04-thumbAlex Hofford/HuffinghtonPost

2015-10-23-1445611315-6352677-HongKongRetailIvory06-thumbAlex Hofford/HuffinghtonPost


これは象牙の潜入捜査の映像です。




違法合法にかかわらず、
象牙は買ってはいけません。


それは直接的に、次のゾウたちを殺すことに繋がっているのです。

私たちがさりげなく使っている印鑑。
これも象牙の印鑑であれば、
ゾウの命が犠牲となっているのです。



「風が吹けば桶屋が儲かる」というこわざがあります。

風が吹いて土ぼこりが立つ
土ぼこりが目に入って、眼の病気になり盲人が増える
盲人は仕事のために三味線を買わなければならない
三味線が売れると、材料の猫皮が必要になり、ネコが殺される
ネコが減ればネズミが増える
ネズミが増えると桶をかじられてしまう
桶の買い替えが必要になり、桶屋が儲かる

これは、
一見なんの関係の無いこと同士が、
実は繋がっていて、
影響を受けるという意味も含まれています。


現代社会では、あらゆるものが複雑に繋がり合い、
思わぬ影響を受けることはよくあります。

私たちにできる事は、
日常生活を地球に優しい生活を心掛けて丁寧に生きること。

それは、
複雑なつながりの中で、様々な良い影響をもたらしてくれると思います。



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