カナダからのニュース。

2015年6月。
カナダ・トロントで女性が、
信号待ちをしていたトラックに積まれた豚たちに水をあげました。


そして、逮捕。

トラックで運ばれる豚たちに水をあげた罪です。

裁判で懲役10年の可能性が出てきました。

jail10years1mirror.co.uk


カナダでは、輸送中のブタには、どんなに長時間でも食事も水も与えないのです。

真夏の暑い時期は、トラック内は酷暑となり、
真冬の寒い時期は、トラック内は極寒となり、
しかも
最長36時間飲まず食わずにさせるため、
脱水症状やその他の症状がでてくるブタもいるのです。


豚を守る会「Toronto Pig Save」代表のアニータ・クラインツさんとその仲間たちは、
豚の苦痛を少しでも軽減するために、
輸送中のトラックが信号待ちをしている時に、
水やフルーツをあげたのです。

anita33mirror.co.uk


この裁判は、世界中の動物保護家に注目されています。

アニターさんは、
「私たちは、お腹が空いた豚に食事を与え、喉が渇いた豚に水を与えているだけ。悪いことをしているではありません。罰金刑を支払うくらいならば、刑務所に行きます。」
と語っています。


喉が渇いた豚に水をあげることに賛同する署名活動も始まりました。
「慈悲の心は犯罪ではない。喉が渇いた豚に水を与えることは犯罪ではない。」

画像クリックで署名出来ます。

petition22Care2petitions



peti54


アメリカでも、
お腹を空かして食べるものが全く無いホームレスの人たちに
食事を差し上げて
逮捕された人がいました。


現代社会では、
他人と分ち合うことなく、
出来る限り多くの富を奪い取った人が勝ちという不調和な思想が一般的です。

それが貧富の差を生み出し、
多くの人の心に歪をもたらす結果となりました。

過剰な物質的執着や
貧富の差による過剰な優越感や過剰な劣等感が
心を蝕むことなど
誰も気がついていない。


これを教訓にして
これからは
お互いに思いやり、
分かち合う世界にしなければなりません。

思いやりのある行動は世界を明るくします。



混乱や災難だらけで暗黒に思える世界の状況にこそ、

自らの心の中に
そして
すべての命の中に


信頼、
勇気、
優しさ、
そして
魂の光を見つけ出し、


自分が分かち合えるものを
分かち合うために行動する
優しさと勇気を持って行動する

最良の時期ではないでしょうか。



こちらも是非
「食べるということ 豚さん編」

今日もありがとうございます。
動物たちの現状を多くの人に知っていただくために、
クリックをお願いいたします。

 
人気ブログランキングへ