当ブログでは
裁判所で働く犬たち「コートハウスドッグ」をご紹介しました。
「裁判所の犬たち」


裁判所の犬たちは、
証言者に寄り添い、心のケアをする働きをもっています。



そして、
心のケアをしてくれるのは犬だけではありません。

 
今回英国では、
裁判所に黒猫が出廷する事例がありました。


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黒猫が出廷したのは、
英国エセックスにあるチェルムスフォード・クラウン裁判所。


この黒猫は、
2度に渡りストーカー行為をしたことで訴えられた72歳の被告人の男性の飼い猫。

買い物カートに入れられて、被告人と共に出廷しました。

この件を担当したチャールズ・グラットウィック裁判官は、
「猫は、人にとって精神的な支えになっているとする論文がある」として、
裁判中の同行を認めました。

ただし、裁判所を自由に歩き回ることは禁止され、
入れものの中に限定しています。

被告人にとっては、
裁判中の心の支えになったようです。



この裁判官も、猫を飼っているのかもしれません。




平安時代末期の天台宗の僧であった慈円(じえん)は、
「自分の持つ尺度を取り払い
相手の立場になって考えてみる。
それが最高の生き方である。」

と述べています。

慈円は、
当時天台宗とは離れて教義を行う法然を咎める一方で、
その弾圧は行わずに、
法然や弟子の親鸞を庇護していました。


裁判所に猫を持ち込むなど、
あまり前例のあることではありません。


相手の立場よりも、
規則を重要視していれば、
あっさり却下されていたことでしょう。

でも
この裁判官は、
被告人の立場にたち、
その心情を考えた結果
被告人にとっては大きな救いとなったはずです。


この裁判官の思いと決断は
今後の裁判所での動物の出廷に影響を与えていく前例になると思います。



私たちも、前例があるなしに関わらず、
相手の立場を考えて、
思い、行動する。
その積み重ねが、世界を平和に導いていくのでしょう。




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