ロシア・シベリアの都市バルナウルでは、
8月に前市長が辞任したため
来年市長選があります。


地元のSNSメディア「アルタイ・オンライン」で行われた非公式の市長選では
次期市長の最有力候補が
生後一歳半のスコティッシュフォールド
「バルシクちゃん」という結果。

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バシルクちゃんの得票率は、90%を超え
人間の対立候補たちに大きな差をつけて、
ダントツの一位。
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バルシクちゃんの圧勝は、
人間の候補たちの主張が市民に伝わっていないことを示しています。
立候補者たちの意見が、理解されないなら猫の方がマシということなのでしょう。

市民たちは、
政治家の汚職に飽きてしまい、聞く耳持てなくなっているのでしょう。




政治は、
本来は国民の幸福を願い
国を治める政(まつりごと)であるはずです。



でも
確固たる理念を持たない弱い人間が
一度権力を持ってしまうと、

国の土台である国民の声を無視し、
しがらみや利権で歪めてしまう危険性が出てきます。

実際に、
国民よりも、特定企業の利益を守ることを優先するような言動が推察されることもあります。

このような政治は、とても精神的に幼稚で視野が狭いもの。




以前ブルガリアのボリソフ首相が
ロシアのプーチン大統領に子犬をプレゼントしたことがあります。
ボリゾフ首相は、プーチン大統領に対し
「政治家は犬のように忠実にしましょう」
とのメッセージを込めました。


でも
本当に、
思いやりや高い理念の欠如した政治であれば、
犬や猫など、動物の方がマシ
という国民の意見になってしまっています。


政治の世界は、
動物の社会と似ています。
権力、序列、統制、縄張り、ルール、他の群れとの対立があります。


権力や序列は、動物的な欲望の表れなのです。

動物と人の政治との違いは、
高い意識と理念を持って行動するかどうかにかかっています。


欲望ばかりの既得権力に依存し絡み合った政治家に
どこまで高い意識が持てるのでしょうか。



カリフォルニア大とハーバード大の共同研究では、
脳の中に政治的見解を左右するドーパミンレセプターが発見されています。
このレセプターの変異によって、
ある程度まで人の政治観や信条を推し量ることができるようです。

政治家の候補者たちの理念が見えてこないのであれば
今後は、遺伝子変異も投票の参考にされてしまうのかもしれません。



確固たる崇高な理念を持って
犬や猫のように公明正大・清廉潔白な政治が実現できるといいですね。

猫が得票数ダントツ一位になるのは、
そのような政治家を国民が求めている証拠です。




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