この写真の絶滅危惧種アオウミガメの「ラブリーちゃん」


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少し前に保護された時には
腫瘍だらけでした。


turtlehospiltal22Facebook/TurtleHospital

お腹はこんなにひどい状態
turtlehospiltal26Facebook/TurtleHospital

繰り返しの手術による
懸命な治療でここまで綺麗になりました。


turtlehospiltal24Facebook/TurtleHospital



米国のカメ専門保護リハビリ病院である
「タートル・ホスピタル(The Turtle Hospital)」にも
たくさんの腫瘍のウミガメたちが収容され、

その数は年々増加しています。

腫瘍の原因は、まだ解明されていません。
でも、海洋汚染と地球温暖化が大きな原因と言われています。


タートル・ホスピタルによると、
ここに収容されるアオウミガメの約半数は
腫瘍だそうです。



最近では、
病気で保護されたウミガメ五匹のうちで
回復して自然に返ることが出来るのは
一匹程度だとのこと。

いま、世界各地のウミガメたちに腫瘍が増加しています。


米国海洋大気庁PIFSCの生態学者によると、
ハワイで浜へ打ち上げられたアオウミガメの死体や瀕死の個体を調査したところ、
90%近くに腫瘍が見つかっています。


また、世界各地では
オーストラリアのクイーンランドやインドでなどはウミガメの大量死があったり、
エルサルバドルの地震では希少なウミガメの卵が4万5千個以上破壊されたり、
世界各地でたくさんのウミガメが低体温で瀕死になったり、
さらには、
世界では年間42000頭ものウミガメが
合法的に殺されていることが調査で発覚しています。



ウミガメは、
あらゆる角度から、保護を強化しなければ
絶滅の怖れがあるのです。


turtlesextTeregraph.co.uk



現在絶滅が危惧されているアオウミガメは、
英語では、
Green sea turtle(緑のウミガメ)
です。

これは、このカメの体脂肪が、
エサの色素によって
緑色をしているからです。

外見は、青でも緑色でもありません。



オーストラリアのサンシャインコーストでは、
真っ白なアオウミガメが誕生しました。


alby22Facebook

無事に海に入っていきました。

alby23Facebook

アオウミガメの子供たちが
海に帰り、
無事に成長できるのは、
千匹に一匹だけ。

いまはその貴重な
千匹中の一匹も腫瘍に侵されてしまう。



このカメたちが大きくなり、
順調に天寿を全うするためには、

私たちがしなければならないことがたくさんあるのです。




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