最近の動物園は、
檻ではなく
ガラス越しに動物たちを見れる設備が増えています。


それに伴って
動物たちが良く見える一方で、
ガラス越しに動物たちが人に威嚇する行動
よく動画サイトにアップされるようになりました。

このゴリラさん。
近づいてきました。
golyyYoutube

そして窓に飛びかかる。

glliYoutube

びっくりする観客たちがガラスに写っています。
gorillsYoutube

強化ガラスが
いとも簡単にひび割れました。
gollira33Youtube

動画です。


他の動物たちも
いくつも同じような行動が見られます。
goll33Youtube





ネット上では
「怖い」とか「狂暴だ」とか「強すぎる」とか・・。

ほとんどが
人間目線からのコメントばかり。


誰も
動物たちの心の訴えに気が付かないのでしょうか?





こちらはライオン。
女の子がガラス越しにキスをすると
lion112Youtube

ライオンは
突然激しく両脚で
ガラスを引っ掻き続けます。

lions33Youtube

びっくりする女の子。
この子は、
このライオンさんの行動をどう受け止めたのでしょうか?

ご両親はどう説明したのでしょう。
親からの説明によって、
子供たちの認識とこの思い出は大きく変化します。



動物たちは
本来の生息地とはかけ離れた
狭い不自由な囲いに収容され、
壁には不自然なガラスが設置されている環境で
毎日を過ごします。



入場者が
動物たちをよく見ることが出来るように
あちこちにガラスが設置されて
動物たちが隠れるプライベートな場所がありません。


見学する人たちの中には
騒いだり、
カメラのフラッシュを焚いたり、
ガラスを叩いたり。



全く静寂が無い環境。
常に人に見世物になっている環境。

自然界とは全く違います。




動物たちが、ガラス越しに起こすこのような行動の中に
人間の言葉がしゃべれない動物たちの
心の訴えが
表現されています。



どれだけの人が
それに気づいたのでしょうか。


「以心伝心」
という言葉があります。

言葉を介さなくても
心と心が通じ合うという意味です。


もともとは、
言葉や文字で表すことができない真理を、
言葉ではなく師から弟子の心に直接伝えることに由来します。

以心伝心には、
お互いの信頼関係、
お互いを思いやる心が
必要不可欠になります。



人間同士は、
言葉で思いを伝えることが出来ます。

でも、
言葉が話せる人間同士でも、
お互いを誤解し合い、
そのまま
疎遠になったり、
縁を切ったり・・。

仲違いする前に
ちょっとした言葉やしぐさの中に
心の表現が現れていたはずなのに
なかなか気がつかない。
そして、
なかなか許さない。


言葉を話せる人間でさえこの調子ですから、
動物はさらに
言葉も使えず
何も言えない。


今最も
以心伝心を求めているのは、
動物たちかもしれません。

動物たちは、人にもっと以心伝心してほしいと。


動物たちの仕草をよく観察して
心の声を聴いてみませんか?


動物たちの心を推し量ることが出来たら、
それはやがて
身近な人たちの心を
自然と思いやる習慣に繋がっていくのではないでしょうか。





今日もありがとうございます。
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