韓国で
多数の使者を出した「加湿器殺菌剤」事件

加湿器に、抗菌剤を入れて使用するもの。

2013~15年の2年間だけを見ても
韓国政府が受理した被害件数は530人、
そのうち
143人が死亡

実際には、
この加湿器を使用した人の多くが
身体の不調を訴えており
実際の被害は相当なものになると
推測されています。


特に
乳幼児では、
一生涯にわたり
呼吸器系にダメージが残ると言われています。


この件に関しては、
毒性学の権威である教授たちが
メーカーの依頼によって、
この加湿器に使う抗菌成分である
ポリヘキサメチレングアニジン(PHMG)の実験をしています。

その結果
「妊娠したマウスの実験で
胎児15匹中13匹が死亡した」

という業者に不利な結果が出ています。

メーカーと教授たちは
その
事実を隠して
販売。

そして
被害は拡大してしまいました。


韓国では
この一件で過敏になり
P&Gの主力商品ファブリーズにも影響が出ています。
米国で販売されているファブリーズ消臭剤には、
BITと呼ばれる
イソチアゾリノンという化学物質を原料とした合成化合物が成分が入っています。

このBITは、
今回の加湿器事件となった有毒物質と同系統の成分なのです

ただし、
米国と違い、韓国P&Gでは
今のところ成分を公表していません。


このような事件は
氷山の一角。





実は身近なところにもたくさんあります。


多くの死者がでなければ
問題は発覚しないだけなのです。



どこにでもある
シャンプーや抗菌石鹸、入浴剤などでさえ
実は毒物。

毒の量が
少なければ、
発覚しない。

でも敏感な人は知っているはずです。
hand-washing-660Istockphoto


私も
好きな岩盤浴がありました。
ところが
そこでは
人工アロマを使い出したのです。

そのため呼吸が苦しくなるので
行くのを止めました。



身近な物には、
毒物が溢れています。


今日は
薬用せっけんのお話です。


薬用せっけんには
抗菌剤「トリクロサン」や「トリクロカルバン」
という毒性物質が使われています。

この薬用せっけんの使用によって
トリクロサンは体内に吸収されます。


有毒物質トリクロサンは、
皮膚を経由して
体内に簡単に浸透する性質を持っているからです。

皮膚からの吸収率は
部位によっても違います。

上腕の内側の吸収率を1とすると
手のひらは、0.8
ですが、
顔は6~13
性器は42
にもなります。

しかも
化学薬品入りのせっけんは
なかなか洗い流したように思えても
かなり残留しています。


妊娠しているお母さんが
薬用せっけんを使用した場合
胎児に移行します。

そして
授乳中のお母さんが使用した場合
母乳に含まれて赤ちゃんに移行してしまうことも
判明しています。


それは
自分自身の身体に毒性分を与え
大切な腸内や皮膚などをはじめとする細菌叢を攪乱し、
健康を害するだけでなく

女性の場合には、
多くの化学物質が子宮や卵巣疾患にも影響しているということも指摘され、

耐性菌の出現や
環境汚染にも
貢献してしまうのです。


動物実験では、
薬用せっけんの成分である
トリクロサンに露出された動物たちは
腸内の正常な細菌叢が攪乱され、
皮膚において
ブドウ球菌の侵入に弱くなるという結果が出ています。

抗菌するはずが、
逆に
菌の増殖を招いているのです。


すでに
ヨーロッパでは
トリクロサンを含む製品の販売禁止も始まっています。

そしてアメリカもこれに追従。
日本は、
現時点では野放し状態です。


それを知っていても
売れるところには
売る。


億ではなく、
兆単位の利益だからです。
米国だけでトリクロサンを含む製品は
年間6000億円の利益と言われています。



そもそも抗菌剤入りの薬用せっけんの効果はあるのでしょうか。

ある大学の研究では、
普通のせっけんと薬用せっけんの効果を比較したところ
一般の人が行う30秒程度の手洗いでは、
効果に差が認められなかった
という研究結果が出ています。



石油を使った合成化学薬品は
まだ100年も経っていないのに
現在も
次々と新しい化合物が作られ、
製品化され続けています


でも
石油合成化学薬品の出現と共に
原因不明のさまざまな疾患が
出現していることも
気になる所です。

いまでは
一般家庭では
あらゆる所に
石油合成化学薬品が使われ、
テレビでも宣伝しているのはほとんどが
化学薬品。


化学物質の多くは
脂溶性のため、
血液脳関門を通過して
脳内にも入ることができるのです。


シャンプーなども
使われ始めたのは
まだここ数十年のこと。

いまになって
シャンプーが
脱毛や薄毛の原因
そして
子宮内膜症に関連していることなどが
ようやく
とりだたされてきた程度です。

シャンプーなど
このような日用品の多くには、
石油由来の
合成界面活性剤が使われていますが、
これは
表皮の細胞の均衡を破壊し、
他の化学物質を容易に浸透させる役割もあります。

さらに
保湿剤、
防腐剤
香料
殺菌剤
酸化防止剤
着色料
など
有害となりえる物質がてんこ盛りに含有されています。

シャンプー後にリンスするなんて
さらに最悪です。

リンスに含まれる界面活性剤も
さらに強力な陽イオン系界面活性剤を使用。
髪にダメージを与えるのを上手くごまかす成分が
多く入っています。

テレビでやっているツヤツヤの輝く髪は、
健康な艶とは程遠い結果を招くことも
知っておいた方がいいでしょう。




カナダの調査では
女性が毎日使う化粧品には、
平均約168種類の化学物質が含有していました。

さらに
その日用品の中には
重金属が混入していたのです。
ニッケルは100%、
鉛は96%、
ベリリウムは90%混入。

キリが無い程
ありますね。


よく中国の汚染はひどいことは
誰もが知っていますが、


それと同じことが
自分の身体の中で起きていることを
自覚している人は
多くはないと思います。


できるだけ
不要な化学物質は使わずに
健全な生活を心掛けたいですね。



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