アメリカクズリ(貂熊)。

北米カナダと米国北部に生息する動物です。
1024px-Gulo_gulo_2Wikipedia

毛皮目的の乱獲や
害獣駆除対象として
生息数は減少してしまいました。

米国北部カナダとの国境に在るノースフダコタ州で
150年ぶり
クズリが発見されました。



そして
お約束通りの
射殺。

全く正当な理由も
意味も無い射殺。

kuzuriTwitter


なぜすぐに殺すのか・・。

kuzuri2Twitter


最後にこの州で目撃されたのは、
1870年。

昔は、クズリの地であったのに、
今や存在自体が許されていないなんて・・・。


以前当ブログ「ひかたま:無関心と射殺」で

ニュージャージー州の件をご紹介しました。
たった6日間だけで、

472頭のクマたちが殺された件です。

殺される理由は、
森にクマがいるから

という当たり前の理由でした。

でも、
いままでクマに人が襲われた事例は
この地域ではほとんどないようです。


2014年の記録では、
ニュージャージー州での
約2,800件のクマの目撃例の中で、
人が襲われそうになったの件が、
なんと
1件だけでした。

この時も
襲ったのではなく
襲われそうになったとの申告です。



次も当ブログ
「最後の一頭:ゾウトクジラの絆」からの抜粋です。



先日米国ヨセミテ国立公園に99年ぶりアカギツネが現れました。

  redfox1 LiveScience

ケンタッキー州では1860年代の南北戦争以来初めてヤマネコが発見されました。 
この地域では絶滅と考えられていた貴重な個体です。 
が、 
射殺。 

lion112FOX NEWS 
最後の一頭かもしれなかったのに・・・。 

さらに、 
米国アイオワ州でも89年ぶりにハイイロオオカミが発見されました。 
が、 
また、射殺。 

こちらも最後の一頭だった可能性があります。


gray11The Guardian 

米国ノースカロライナ州では
世界にたったの100頭しか生存していない貴重なアカオオカミ
を 
次々と射殺

redwol11WildLifeExtra.com 

ユタ州で射殺された貴重なハイイロオオカミは、グランドキャニオン近くで
70年以上ぶりに確認された「エコー」と名付けられた、
とても貴重な個体だった
ことが判明しました。
 
wolf11 The HuffinghtonPost 



まだまだありますが 
このような話を聞くたびに本当に残念に思います。 
人は何故、平気でこのような行為をしてしまうのでしょう。 

いま地球上では、
年間30,000種が絶滅しています。
 

さまざまな種の最後の一頭が地球上から去るということが、
毎日発生しています。
多くの種が絶えても、
人はほとんど関心がない。
 



全ての生き物は、
地球と繋がり、
地球は太陽と繋がり、
太陽は銀河と繋がり、

そして
銀河はすべての生き物と密接に繋がっている。


それは人の身体でいえば、
歯が痛くても全身でその痛みを共有し、
腎臓が弱ったら活力減退を全身で共有する。

それは生体すべてがひとつのものだから。




この宇宙のすべてのものは、
ひとつに繋がっている。

私たちがそれを知ったら、

すべての存在に共感し、

すべての存在に優しくできる。


その時、
あらゆるものが、
かけがえのない大切な存在であることを
知ることになるのでしょう。

 


今日もありがとうございます。

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