ツクモグサ。

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毎年この時期に楽しみにしている美しいツクモグサの花。



本州では八ヶ岳連峰の横岳と白馬岳でしか見られない美しい花です。

八ヶ岳ツクモグサは、

白馬岳ツクモグサに比べて花が小さく、
個体数もとても少なく、
険しい崖の周辺にしか生えていないので、
貴重な花とされています。

かわいい花です。

今年は、
昨年と同様に
やはり半月以上も早く
5月上旬から咲き始めています。
 


昨年よりも
花の数が多いように感じます。

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こういう険しい場所に
群生しています。

植生を保護するために
近寄ってはいけません。

登山道からでも
鑑賞できます。
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険しい崖の限られた場所だけに
かろうじて生育しています。
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花びらにも
白く長い毛があります。

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日中は花は
大きく開き、
朝夕は閉じています。

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とても可愛い花です。

氷河期の時代に
全国に広がり、
氷河期の終わりとともに
八ヶ岳と白馬と北海道の高山だけに
生き延びたのでしょう。


このように
自生地が不連続分布である植物は、
遺存種といって、高山植物でよくみられます。

大昔の時代には、広く生息域を拡げていた植物が、 
気候の変動や地殻の変動などが原因で、
植物の環境に適合した地域だけに生き残り、 
不連続な生育分布になる。 
 
このような分布から、
古代のある時期の変動が解明されていくのです。 


地球の歴史の一端を語る植物でもあるのです。 

でも
このところ
山にいると
明らかに気温が急上昇しています。

オヤマノエンドウも5月上旬から咲いています。
以前は6月だったような気もします。
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今年は、
北極圏の雪解けも観測史上最も早い年となりました。


NASAのデータのグラフでも
今後気温の上昇は
確実に続くとの見解です。


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今後、
この美しい花は、
日本に生き残れるのでしょうか?





こちらも

「ひかたま:雪解け「雪消山岳露」」

「ひかたま:ヒトツバタゴ:歴史を語る植物たち」



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