175vs3596

この数字わかりますか?

動物種の数です。


175種は、
「種の保存法」に基づく「国内希少野生動植物」の数です。

法律で守っている生き物の数。

今年になって、134種から175種と41種が新たに加わりました。

3596種は、
環境省が発表している「レッドリスト」に掲載されている
絶滅の怖れがある国内の生き物の数。

つまり
日本には
3596種の絶滅が危惧される種がいて

そのうちの

175種だけ

保護対象とされている
ということです


保護対象となれるのは
絶滅危惧種のうちの20分の1だけ。



「レッドリスト」とは、
純粋に野生動物の危機的状況を知らせるためのものです。

svgWikimedia



「国内希少野生動植物種」
の数とは、
大きな開きがありますが、

保護対象とすると、
保護対象の生き物を殺すことが禁じられたり
生息地の開発に制限が設けられることから
経済活動に支障がでるために
保護されないのです。



つまり
動物たちを保護すると
お金儲けに不都合が生じるのです。


日本人は、
本来自然を大切にする民族のはずです。

でもお金儲け優先主義になってから、

豊かな生態系を育む草原は植林により激減し、

干潟は陸地へと変貌。

島国日本の長く美しい海岸線はコンクリート護岸で固められ、
ウミガメは産卵できず、
沿岸の動植物は激減、
放射性物質も拡散し続けています。

美しい河川は、お金儲けのため護岸工事やダム建設で護岸が不自然に変化。

湿地や湖沼は、金銭的価値が無いという理由により、
干拓の対象となりました。

現在日本では、
在来の淡水魚の半数以上が、
絶滅の危険性のあるレッドリストに指定されています。

そして
いまだに本当に大切なものに気づく人は少なく
経済が優先されています。

政治家も、経済活性化ばかりを優先し
国民を誘導しているようにも思えます。
確かに
お金儲けの方が国民受けも良いのでしょう。
 
この国の本当の財産とは何か
本当の豊かさとは何か。


対外的には
「美しい国ニッポン」と言いながらも

何が本当は大切なのかも、
心の中ではわかっていても

全く逆の方向を目指しています。

それは
未来の世代のことを考えることなく
目先の利益を優先した結果かもしれません。




それでも
「国内希少野生動植物種」の数を見かけ上だけでも
増やすために
今回ターゲットになったのが南西諸島です。

ここにはたくさんの動植物が生息し、
しかも開発の予定もなく、
大きな経済的支障がなく
保護対象とできる可能性があるからです。

さらに南西諸島の世界遺産入りも
目指しています。




2017年1月の通常国会では、
種の保存法の改正が議論される予定です。


日本国内の動植物は
私たちの最も大切な財産であるはずです。



経済活動という目先の利益ばかり追求しないで、
未来の世代によりよい環境と生物多様性を
残せるよう
配慮する必要があります。



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