アルゼンチンのブエノスアイレス動物園が閉鎖されることになりました。
この動物園の
140年の歴史に幕が閉じます。
FLICKR/HERNÁN PIÑERA
45エーカーという広い敷地に
約2500 匹の動物たちが飼育されています。
開園当初の目的は、
アルゼンチンの人々に
できる限りたくさんの珍しい動物を見せることでした。
年間 300 万人以上の来園者数があり、
アルゼンチンで人気のある観光地の一つだそうです。
ところが、
最近になって
野生動物を動物園のような不自由な場所に閉じ込めていいのか
見世物としていいのかという
動物園の在り方を問う議論が出てきました。
そこで下した決断は
動物たちを
もっと動物らしく
もっと自由に暮らすことのできる
保護地区へと移動させることにしたのです。
鳥は
自由に空を飛べるように
864エーカーという広大な保護地区に放鳥される予定です。
移動が不可能な動物たちには
より良い環境を作る計画になっています。
写真はオランウータンのサンドラちゃんです。
ドイツの動物園で生まれ、
20数年前にアルゼンチンへと送られてから
ずっと狭いコンクリートに中で生きてきました。
2年前に
アルゼンチンの裁判所で
権利が議論されました。
動物擁護団体「動物の権利を守るための公務員と弁護士の会」(AFADA)が、
サンドラちゃんが不当な監禁から解放される権利を認めるよう訴えたのです。
そして
裁判所は、
サンドラちゃんを
「人間ではない人」として認め、
「不当な監禁から解放されるべき」という
基本的”人権”を認める判決がくだされました。
guardian.com
今後、
ブエノスアイレス動物園の敷地には
子供たちが環境や共生について考えることのできる
エコパークになる構想です。
さらに
密猟から保護された動物などを保護し
リハビリする施設も併設される計画です。
この決定は
世界中の動物園にも影響することでしょう。
こちらも
ひかたま:コスタリカがすべての動物園閉鎖
今日もありがとうございます。
動物たちの現状を多くの人に知っていただくために、
クリックをお願いいたします。
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この動物園の
140年の歴史に幕が閉じます。
FLICKR/HERNÁN PIÑERA
45エーカーという広い敷地に
約2500 匹の動物たちが飼育されています。
開園当初の目的は、
アルゼンチンの人々に
できる限りたくさんの珍しい動物を見せることでした。
年間 300 万人以上の来園者数があり、
アルゼンチンで人気のある観光地の一つだそうです。
ところが、
最近になって
野生動物を動物園のような不自由な場所に閉じ込めていいのか
見世物としていいのかという
動物園の在り方を問う議論が出てきました。
そこで下した決断は
動物たちを
もっと動物らしく
もっと自由に暮らすことのできる
保護地区へと移動させることにしたのです。
鳥は
自由に空を飛べるように
864エーカーという広大な保護地区に放鳥される予定です。
移動が不可能な動物たちには
より良い環境を作る計画になっています。
写真はオランウータンのサンドラちゃんです。
ドイツの動物園で生まれ、
20数年前にアルゼンチンへと送られてから
ずっと狭いコンクリートに中で生きてきました。
2年前に
アルゼンチンの裁判所で
権利が議論されました。
動物擁護団体「動物の権利を守るための公務員と弁護士の会」(AFADA)が、
サンドラちゃんが不当な監禁から解放される権利を認めるよう訴えたのです。
そして
裁判所は、
サンドラちゃんを
「人間ではない人」として認め、
「不当な監禁から解放されるべき」という
基本的”人権”を認める判決がくだされました。
guardian.com
今後、
ブエノスアイレス動物園の敷地には
子供たちが環境や共生について考えることのできる
エコパークになる構想です。
さらに
密猟から保護された動物などを保護し
リハビリする施設も併設される計画です。
この決定は
世界中の動物園にも影響することでしょう。
こちらも
ひかたま:コスタリカがすべての動物園閉鎖
今日もありがとうございます。
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コメント
コメント一覧
今朝も大摩邇(おおまに). さんのブログで、
こちらの記事を知り来ました。
大変感動しました。涙が出そうです。
私は幼いころは動物園に対して何の思いもありませんでしたが
多少なりに、檻に入れられている動物が可愛そうな思いはありましたが、
最近は本当にそれが苦しくていつの頃か、行かなくなりました。
水族館も同様です。
これを機会に日本の動物園の動物も檻から解放してほしいです。
拘束されている動物たちは大変ストレスを抱えて生きているはずです。
そのような生き物の気持ちを、自分のこととして
感じてほしいです。
動物も同じ地球の生命です。
命に変わりはないはず。
これから多くの人が動物たちの心と共感し、大きく変わっていくと思います。このブログでも多くの人に動物たちへの関心を持っていただきたいと思っています。
(⌒-⌒)
この流れはもう止められないと思います。
動物を愛する飼育員の皆さんがいちばん感じていることだと思うので、
日本の動物園で議論される日も遠くないかも…。