この小さな鳥。
アルパインスイフト Tachymarptis melba

なんと200日以上一度も休まずに
そらを飛べるのです。
swift.smithsonianmag.com

アマツバメの一種です。
アフリカとスイスアルプスを渡ってくる小さなツバメです。

この鳥がどのくらい飛んでいるのかを調べた研究があります。

なんと6ヶ月間以上、
休みなく飛び続けていたのです。



これは3羽のルート。


 ncomms3554-f1.nature.com


この発信機を鳥にとりつけての調査でした。
IMG_7630
.smithsonianmag.com




オーストラリアからアラスカに飛ぶオオソリハシシギは、
11,000kmを一気に飛ぶことも判明しています。
1024px-Bar-tailed_GodwitWikipedia

オオソリハシシギに発信器をつけて、
追跡した結果では、
オス2羽は5~6日で約7,000km、
メス7羽は6~9日で8,000~11,000kmを無着陸
で飛んでいました。

この鳥では
太平洋横断前に体重の半分ほどの脂肪を蓄えて
渡り切る頃には
脂肪を完全に使い切ります。



そして大きな鳥オオグンカンドリ。
全長100cm、翼開長230cmに達する大型の海鳥です。
1024px-MWikipedia

この大きな鳥も
56日間空中を飛び続けていることが
GPS発信機で確認されました。

GPS取り付けの様子は動画が公開されています。
youngpreda.institut-polaire.fr



大きな鳥では、
積雲の下にある対流を利用して、
羽ばき続けずに、うまく大気の流れに乗って高度を上げています。

高度600~700mに到達すると、
エネルギー消費を抑えるために
数kmに渡って滑空します。

雲が少ない空では、
積雲の上昇気流を利用して高度3000~4000mまで上げてから
さらに長距離の滑空を行っています。

生まれてから初めての長距離の旅に出る鳥でも
ちゃんとはるか遠い目的地まで飛行できるのです。


アハネヅルやインドガンは、
人類が到達できる限界の
ヒマラヤ山脈を越えて飛んでいくことが知られています。


人がギリギリ到達できるエベレストを
あっさり越えて
飛んでいくことが出来るのです。





鳥の生命力のすごさが垣間見れます。





老子の言葉
「夫物芸芸 各復帰其根」
を思い出します。


「芸芸」とは、次々と湧き上がってくる雲のこと
「根」とは、万物に内在する生命力のこと。


鳥たちが
湧き上がる雲に乗って
大空に飛んでいるのを見て
大自然の生命力に驚くと共に

私たちにも
同じ生命力が流れていることを再認識します。

私たちの心臓の鼓動も
物を見ている目の力も
心の動きも
すべては
同じ源に由来する生命力によるもの。


その貴重な生命力を無駄にしないよう
心がけたくなります。



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