いままでこのブログでも
動物園の話をたくさん書いてきました。

動物園の流れは
見物客主体から
動物たちが主体へと変わろうとしています。


そして
動物たちが
様々な理由によって
新しく仕入れられない状況に変わってきました。


今後は、
今のままでいたいという動物園は
淘汰される時代になります。

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日本は
米中についで
世界で三番目に動物園と水族館が多い国。


世界中で
野生動物が絶滅へと向かう深刻な時に
これだけ多くの動物を保有する以上、
無視したり、無関心ではいてはいけない問題のように思えます。



野生動物が貴重になってきた現在
動物たちの価格も維持費も膨大になってきています。


ゾウは
20年前に 1300万円
現在は  3500万円

シロサイは
20年前に 800万円
現在は  3500万円

クロサイはもうすでに
価格が付けられません。


ホッキョクグマは
20年前に 400万円
現在は  6000万円

パンダは
レンタルのみ可能で年間1億円
10年契約。契約中の死亡で4000万円追加、
子パンダが生まれた場合6000万円の追加料金

ゴリラは
20年前に 300万円
現在は  1億円

オルカは
20年前に 8000万円
現在は  5億円


動物の生活の質や繁殖などを考えると
最低限ペアでの購入
そして
充分に広い施設の建設も必要です。



中には、コアラのように無料でもらえる動物もいますが、
新鮮なユーカリの葉が必要なため
1頭あたりの維持費用は年間1,000万円以上はかかる覚悟が必要です。


新しい花形動物を仕入れることは
実質上困難なのです。



でも
動物たちには寿命があります。
今、日本国内にいる動物たちは
一斉に老齢化しています。


いまから方向転換を模索していかないと
立ちいかなくなる動物園は続出し、
その際に動物たちも犠牲になりかねません。



私たちは
日本にこれだけ大量に野生動物を輸入したのですから
無視や無関心ではなく
慈悲と優しさの心を持って
何らかの形で、協力していく必要があると思います。

例えば、
数多い動物園を統合し、
大きなサンクチュアリを創ることも一つの方法だと思います。

一つ一つの動物園での対処では
何も大きく変わることはできないでしょう。


イランには
「屋根が大きければ
積もる雪も多い。」

ということわざがあります。

それだけ責任があるということ。

日本人は、
ただ海外の例を真似るだけではなく、
独創的なアイデアで
世界の見本となることが出来る素質を持っていると思います。

動物園にしても
世界に追随するのでは無く
さまざまなアイデアを持ち寄り
最も動物のことを考えた理想的な環境を
世界に示すことが出来るのではないかと思っています。






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