発展途上国では
水の確保がとてもたいへんです。

しかも
最近は気候の変動によって
さらに水を汲みに行くのが困難な地域が増えてきました。

たいていは女性の仕事で
頭の上に水ガメを載せて歩くことが一般的でした。


これは相当な重労働です。
lady4ifonlypolyglotwasajob.wordpress.com


インドでは、干ばつ対策として、水を運ぶためにより多くの女性と結婚して
水を運ばせる男性も増えているとか。
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でも、
頭の上に載せて運ぶのでは限界があります。

誰もが
こんな重いものを頭に載せられないのです。

水を入れたら、
重量挙げクラスの重量です。
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そこで考案されたのが、
コロコロ転がすローラー型の容器です。

これならば
大きな負担がなく
一度により多くの水が運べます。
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たしかに楽そうです。

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このアイデアは
1990年代初めからありました。

でも、いままでなかなか普及してきませんでした。

それは、費用の問題。

水を遠隔地まで汲みに行くのは
たいていは貧困な村に住む人たちが多く
これらのタンクを買う余裕すらなかったのです。


ところが最近になって
コストが下がり、
しかも水不足が深刻になってきたことから
再び脚光を浴びるようになってきました。


価格も、以前の100ドルから20ドルくらいまで下がりました。
WaterWheel-user-in-India-008theguardian.com

これが導入されてから、
男性も水を汲みに行くようになり、
女性は他の仕事に従事することができるようになったそうです。


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