パーム油。

いまや日本で購入するあらゆる製品に使用されるほどの
植物油脂です。

その陰で起きていることを
何度も当ブログではお伝えしていますが、
いまだ実態を知らない人は多く
理解してくれる人もあまり多くはいません。

2016年7月に
国際自然保護連合は新しい報告書を発表。
ボルネオのオランウータンを
レッドリストの
絶滅危惧から
「絶滅寸前 ‘critically endangered’」
へと変更しました



今日のお話も
現実に起きた出来事の一つです。

この写真。

980x (1)FERI LATIEF

ぐったりしている母オランウータンと
母に寄り添う赤ちゃんオランウータン。



このオランウータンの母と子。
パーム油のために、ボルネオの森を破壊され、
住処と食べ物を完全に奪われてしまいました。

そして、
赤ちゃんのために、
食料を探して
さまよい続けて
村の近くまで来てしまいました。

母オランウータンは、
衰弱し
ケガもしていたようです。


さまよう母子オランウータンを見つけた村人たちは
衰弱している母オランウータンに
石を投げつけ
棒で殴打し、
意識朦朧になるまで
拷問を続けました。



そして
赤ちゃんオランウータンを引き離し
母オランウータンの両手両足を縛りつけました。

母オランウータンは
自分の赤ちゃんを守ろうと
命の限り、
必死に抵抗しようとしたために


村人たちは
息絶え絶えになっているオランウータンを水場へ引きずって行き
溺れ死ぬ直前になるまで
水の中に沈めました。


そして
死にかけて、ぐったりした母オランウータンに
赤ちゃんオランウータンを一緒に縛り付けました。

上の写真は、
その時のもの。


そこに偶然にも
動物愛護団体のスタッフが通りがかって
村人から話を聞き
この母子を救出しました。

でも、
お母さんオランウータンは
肺の中に多量の水が入った状態で
懸命な治療を施したにもかかわらず、

呼吸困難のまま
亡くなりました。



このようなことが
パーム油プランテーションの拡大のために起きています。


いまや植物油脂を売るために
オランウータンの生息地の大部分が破壊されてしまったのです。


そして、
オランウータンは
今も
次々と殺されています。

撃ち殺されたり、
森と共に生きたまま焼かれたり・・。


パーム油の主な消費者には
日本人がいることを忘れてはなりません。






あの時の
赤ちゃんは無事に救出されて

野生に独りで返すには若すぎるために
保護施設で育てられています。

ペニちゃんと名づけられました。

980x (2)International Animal Rescue

ペニちゃんは、

いきなり
目の前で
母親が拷問を受けて殺されるという過酷な生涯のスタートとなりました。


オランウータンは
陸上の哺乳類の中で最も出産インターバルの大きな動物。
6-8年おきでないと妊娠しません。
そのため
赤ちゃんはとても貴重なのです。


ペニちゃんをはじめ
オランウータンの将来が明るいかどうかは
私たち日本人の関心と行動が
とても大きく関わってくる
ことを
多くの人に
知っていただきたいと思います。



今日もありがとうございます。
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