先ほど
野良猫たちがシカゴの町をネズミから守る話を書きました。

野良猫に頼んで
ネズミから家を守ることで有名なのは
イギリスの首相官邸。



イギリスの首相官邸では
古くからネズミ対策として
猫が公務についています。



首相官邸のあるダウニング街では
1500年代からネムジ対策として猫を飼う習慣があります。


首相官邸の猫は
国家公務員であり
首相官邸ネズミ捕獲長Chief Mouser to the Cabinet Office
という肩書があります。


この猫は2011年に就任したラリーくん。
保護施設に収容されていた野良猫ちゃんです。

年齢は推定8-10歳。
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首相官邸内をパトロール。
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前任猫で有名だったのは、ハンフリーちゃん。
サッチャー首相時代に、
首相官邸に迷い込んだところを
首相にネズミ取り隊長として抜擢された猫です。


今回のラリーちゃんは
予想に反しておっとりしていて
ネズミを捕まえることが出来ないでいました。

そのため
さらにもう一匹の猫フレーヤが隊長として起用されました。
ラリーは留任したものの
隊長の座はフレーヤに譲りました。
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ところが
2014年にフレーヤは交通事故に遭い
その後も
何度が遠くへ脱走してしまったために
引退。

再び
ラリーが隊長に再任名されました。


首相官邸以外の省庁では、
2016年4月から
外務省にネズミ捕獲長官として就任した
パーマストンがいます。
この猫も保護施設出身です。


そして
ついに
首相官邸のラリーと
外務省のパーマストンが
ついに激突してしまいました。
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なかなか迫力あるケンカです。
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首相官邸の猫と外務省の猫の

激しいケンカの様子は
全世界で報道されました。
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ちなみに
テレサ・メイ首相とボリス・ジョンソン外務大臣は
後継首相の座を争った関係でした。

いまは猫が代理戦争している状態でしょうか。


公務よりも
お互いのライバルのことに労力を優先するあたり
政治の世界と似ています。




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