ジンバブエのグレーターマプングプエ保護地区で
この地区のキャンプマネージャーが
脚を引きずっている
赤ちゃんゾウを発見しました。

大きさから
生後三か月齢の赤ちゃんと推定されます。

keith1AWARE TRUST ZIMBABWE

よくみると
右後足が腫れ上がっています。


治療が必要なのは
明らかです。

彼はすぐにこの赤ちゃんゾウの写真を撮って
ゾウの保護団体であるAWARE Trust Zimbabwe
連絡を取りました。


連絡を受けたAWAREでは
すぐにこの赤ちゃんゾウの捜索を始めました。


写真から推測すると
赤ちゃんゾウは
人間の作ったワイヤーの罠にかかっているようです。

村の人が
肉を食べるために
罠を仕掛けているのです。


一刻も早く治療しないと
ワイヤーが脚に食い込んでいき
血行不良を起こし
脚が壊死してしまいます。

980xAWARE TRUST ZIMBABWE

情報を受けて駆け付けた水場には
もうゾウたちはいませんでした。

捜索には
ドローンも使われました。

捜索は何日にもわたりました。

でも
あきらめずに探し続けたのです。

「早く治療しないと脚が壊死して切断になってしまう。」

そして
最終的に
ヘリコプターで発見。

ヘリから見ても
赤ちゃんゾウの脚の腫れは一目瞭然でした。

お母さんゾウは
赤ちゃんゾウを守るために
横から離れません。

980x (1)AWARE TRUST ZIMBABWE

治療のため
赤ちゃんゾウと共に
お母さんゾウにも全身麻酔が必要でした。
980x (2)AWARE TRUST ZIMBABWE

そして治療。
痛み止めと長期間作用型の抗生物質も使いました。

脚は無事に回復できそうです。
980x (3)AWARE TRUST ZIMBABWE


980x (4)AWARE TRUST ZIMBABWE


忍耐強く
あきらめなかった治療側の努力が実を結びました。


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