先日
ポルトガルの麻薬撲滅対策をご紹介しました。
ひかたま:薬物依存症社会からの脱却:ドラッグ解禁国ポルトガルに学ぶ


今回はフィリピンの対策です。
フィリピンでは一気に麻薬を根絶する気です。

ロドリゴ・ドゥテルテ新大統領が
麻薬撲滅宣言を実施。

この新大統領は
ダバオ市長を20年務め、
有言実行で
ダバオ市では
治安の改善、違法薬物使用の激減、汚職を無くし、
経済発展による貧困の解消をつぎつぎと行い、
大きな実績を上げてきたことから、
信頼と期待が大きな大統領と言われてきました。



今回も

フィリピン警察は、
悪質な麻薬密売人などの現行犯をその場で、
射殺することを決めて
すぐに実行。

まず
402人射殺したと発表
しました。
そして
数千人の一斉逮捕。


すると、
射殺を恐れた麻薬業界関係者ら、
57万人が一気に自首してきました。

そのため
刑務所は
受刑者の受け入れ態勢が整わない状況で
どこも飽和状態。


これは刑務所のバスケットボールのコートです。
部屋に入りきれないため
あらゆる場所に収容されています。
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階段の踊り場も
階段も飽和状態。
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部屋も歩くスペースなどありません。
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裁判所でスピード判決を待つために
並ぶ囚人たち。
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廊下も部屋も無い状態です。
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これだけ
麻薬関係者らが一斉に刑務所に来ると
いままで
麻薬を使用していた末端の人たちも
止めるしかありません。

麻薬密売人たちも
更生の道を歩むことになります。


人権団体からの抗議はありますが、

ドゥテルテ大統領の行う政策には
平和の復活と貧困の解消を願う
国民の期待が大きいようです。



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