先日当ブログでオリンピックで犠牲になる動物たちについて書きました。
ひかたま:オリンピック また射殺

スポーツの祭典であるはずのオリンピックですが、
その陰では、
お金と欲望の祭典にもなっています。

そして
華やかな舞台裏では
さまざまなものが犠牲にされます。
福祉に回すべく税金も、オリンピックのために大盤振る舞いされます。

オリンピックでは
誘致の段階から
お金は湯水のように使う一方で、
本当に必要なところには回っていきません。


自国の人々の生活を改善するよりも
短期間のスポーツのお祭りに
貴重な税金を優先的に節度なく注ぎ込むことが正しいとは思いません。


新国立競技場の椅子が
たった一脚で9万円と、ものすごく高価だったり、
建設費は予想通り膨大に情報修正され、 
維持費が膨大にかかることが判明したり・・・。

リオ・オリンピックのたった8分間の
安部首相のマリオ演出に
総額12億円もかける必要があったのでしょうか。
 

オリンピックが終わった後も
そのツケを払い続けるのは、私たちなのです。

オリンピックの整備のために
日常生活を犠牲にされてしまう人たちがいます。

競技場やインフラ整備などの名目で
貧民街での強制撤去はあまり報道されることはないと思います。

1988年ソウルオリンピックから
2008年の北京オリンピックの間の6回のオリンピックでは、
200万人以上の人が強制退去させられ、
住処を失っています。


今回のリオ・オリンピックでも
数万人の人たちが強制撤去させられているとされています。
リオ・オリンピック会場に近いある村では
オリンピック開催が決まったときの600世帯のうち
残されたのは20世帯ほど。

そこには
強制的な立ち退き要請と
立ち退きに反対や抗議した人たちの取り締まりがあったことはあまり報じられません。





そして、
リオ・オリンピックが終わった今、
どこもオリンピック問題など報道することはありません。

こちらは
ソチ・オリンピック後に
すみやかにゴーストタウンとなったオリンピック会場です。
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信号も消えています。
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一般市民の生活が苦しい一方で、
これだけ立派なインフラにお金を湯水のようにつぎ込み
短期間のお祭りの後は
ゴーストタウンです。

ソチでは、
オリンピックの招致が決定してから
開発によって
急激に汚染が悪化して
大量のイルカが亡くなりました。

さらに
オリンピック開催前までに
ソチに大量にいた犬たちを殺処分しています。
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アトランタ・オリンピックの会場もあっという間に
壊されて
駐車場になりました。

アトランタでは、会場作りのために6,000人を退去してもらい、
オリンピック後に再開発したところ、
貧困層は住めなくなり、
さらに2万人以上が立ち退かざるをえませんでした。
atlanta-hosted-in-1businessinsider.com

オリンピックはスポーツの祭典という名目があるために
都市再開発という大義名分がつく
お金儲けになっています。

建設業などのオリンピック関連業界など富裕層には大きなメリットがあります。

でも、
そのツケを払うのは一般市民です。
すでに東京都の健康保険料が数年前から
不自然に上がっていることに多くの人が疑問を持っていません。
オリンピックに予算を回せば、
他のところにそのツケは回ってくるのです。




こちらはサラエボ・オリンピックのスキージャンプの会場。
維持することなく
廃墟になっています。
the-track-itself-is-covered-in-debrisbusinessinsider.com

another-angle-of-the-ski-jumpbusinessinsider.com

これは北京オリンピックの野球スタジアム。

北京オリンピックでは、招致が決定してから
立ち退きの件で、かなりの死者がでています。
多くの人が
十分な保障金ももらえないまま、
強制撤去させられたのです。

社会的弱者は、自分で自分の権利を守れないこともあるのです。
a-stray-dog-on-a-field-that-was-once-inside-the-baseball-stadiumbusinessinsider.com

カヤック会場
a-rusting-sibusinessinsider.com

ビーチバレー会場
panels-onbusinessinsider.com

国家財政の危機にも関わらず
オリンピックにお金を湯水のようにつぎ込んでしまった
アテネ・オリンピック会場。

雑草の楽園になっています。
athens-went-15-billiobusinessinsider.com

ほんの短期間の使用のために膨大なお金をつぎ込み
終わったら、
廃墟同然。

これはアテネの野球スタジアム。

そういえば、リオ・オリンピックでも
鳥のサンクチュアリを破壊して作ったゴルフ場があります。
ブラジルでは、ゴルフはあまり一般的とは言えず、
そのまま廃墟になるのかもしれません。
greecebusinessinsider.com

捨てられたオリンピック村
the-olympic-village-is-abandonedbusinessinsider.com

いつでも
当初の予定では、
オリンピックの後で有効利用するとの約束ですが
維持費の都合で
こうなります。

東京ではこういう廃墟になる可能性はないものの
その代わりに
膨大な維持費を払い続けることになります。
すでに
オリンピック後の維持費が予定外にかかることが判明しています。
the-city-planned-tbusinessinsider.com

北京では、
 後片付けさえしない。
thousands-obusinessinsider.com

カヌー・カヤック会場では
再利用もできない。
now-its-abandonedbusinessinsider.com


inside-its-a-nightmarebusinessinsider.com

プール
カエルの住処になっています。
a-pool-at-the-olympic-village-is-filthybusinessinsider.com

朽ちていく表彰台。
and-an-old-podium
businessinsider.com

オリンピックは、
終わった後も
さまざまな問題を抱えてしまいます。

普通のお祭りと違うところは、
その後も
膨大な維持費がかかり続けること。



オリンピックの開発では、
過去の数多い失敗に鑑みて
今後よりよい未来へとつなげるオリンピック開発にしてほしいものです。

オリンピックが
商業的、攻撃的、競争的に見えるのは、
現代社会が競争を基盤としている現れでしょう。


今の社会で、
もし他の人を単なる競争相手ではなく、
自分を豊かにしてくれる相補的な存在だと気づいたら、
競争状態だけではなく
共存状態であることも感じたら、

あと一歩良い世界になるかもしれません。


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