今日は
拙著「臨床家のためのホメオパシーノート:基礎編」
「氣」の項目からの一部抜粋です。

kjm


科学的にエネルギー治療を解明しようとする研究が多く存在します。

現在では
非常に多くの研究報告が見られ、
科学的な側面からも実証され始めています。
そのほんの一端をご紹介しましょう。
 
エネルギー治療の中でも
科学的なエビデンスを立証しているものの一つに
気功外気
があります。

気功は古くからある伝統医療でしたが、
広く医療分野に定着したのは、
1957年の劉貴珍氏の書「気功療法実践」の発刊後からです。

1970年代以降は、
一般の病院においても気功科が設けられて、
「中西医結合」の元で
西洋医学的なエビデンスがとられるようになりました。
 
現在では、
気功治療は
様々な病気に用いられ、
特に癌、循環器疾患、慢性消化器疾患、精神疾患、神経疾患、糖尿病や手術前後のケアなどにも利用され、
実績をあげています。


鍼麻酔に続いて、
気功による麻酔でさえ、
実用化されています。



中国免疫研究センターの気功の研究成果は
多く報告されているので、
その結果の一部を以下に記します。
 
気功外気の実験では
細菌とウイルスに対して、
特に5種類の細菌に対して顕著な抑制・滅菌効果を示しました。

 
大腸菌の研究では、
1分間の気功外気により90%消滅しました。
 
ウイルスは、
12分間の気功外気により毒性が低下しました。
 
子宮頸がんの細胞に対して行った1時間の気功外気を行った実験では、
癌細胞の変性と壊死が走査電子顕微鏡などで確認され、
最高消滅率は59.6%でした。

 
胃腺がん細胞に対して行った1時間の気功外気では、
癌細胞の絨毛の脱落、
表面構造序列の変性、
細胞内の空洞の出現、
癌細胞の破壊
などが
電子顕微鏡などで確認され、
最高消滅率は50.96%でした。

 

これらは
気の乱れを身体の病気の原因として治療し、
治癒した無数の事例の中の一つです。

このような例は
数え切れないほど存在するのは事実です。

 
また、
世界各地でも
多くの研究者の方々が「氣」についての数々の素晴らしい研究を行い、
結果を公表しています。
 


中国を始め、
世界各地には優れた気功師が数多く活躍しています。

それぞれの気功師が、
独自の技術を活かして、
治療に従事しています。
 
その中の一人、
中国で新しい気功法を確立した人の一人に林冠名女史(通称:郭林さん)がいます。
郭女史は、
画家として活躍していた40代の頃に悪性の子宮癌に罹患し、
外科手術を受けるのですが、
再発を繰り返し、
癌の勢いは止まりませんでした。

50代の時に膀胱に転移した癌を摘出し、
この頃に併行して行なってきた道教の道士であった祖父伝来の古式の気功法を行っていたのですが、
癌の進行を止めることが出来ませんでした。
 
そこで、
気功の勉強を中心に医学の猛勉強を始めて、
あらゆる気功法を試していきました。
 
そして
新しい気功を確立していきました。

彼女の方法では
従来の気功と違い、
例えば意識を丹田など体内に置く従来の方法では癌細胞の増殖は止められないと判断し、
体の外側へ意念を持っていくことや
新しい呼吸法を取り入れるなど、
いくつもの新しいアイデアが生まれました。

癌はより多くの酸素を取り入れることで
消滅させることが出来たのです。
最近流行の水素水とは逆ですね。


そして、
癌の再発を完全に防ぐことに成功した女史は、
北京の公園で
気功を教え始めました。
その効果が口コミで拡がり、
やがて多くの人たちが
気功を習いにやってきました。

その後、
後継者たちも出て
本人も
中国のみならず世界各地へ出かけ、
数万人の癌患者の治療に従事しましました。

それから、
癌患者とその指導者のために「新気功療法」を始めとする十数冊の気功解説書を出版しました。

その発行部数は、
100万部を超えたと言われています。

現在でも
新気功は、
郭女史の後継者達によって継承されて、
多くの癌患者さんの治療に用いられています。

 
多くの優れた気功師は、
単なる気の注入に留まらず、
気功の哲学的・霊的背景を重要視している点も注目に値します。


ある有名な統合医療の医師が、
患者と真剣に向き合った時から、
気が通じ合い、
治癒の過程が始まると言っていますが、
気功は気の重要性を再認識させてくれます。

 

 
臨床家のためのホメオパシーノート 基礎編 (Nanaブックス)
森井 啓二
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
2010-09-18




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