ベイルート

レバノンの首都であり、
同国最大の都市です。

ベイルート市当局が昨年７月、
主要なゴミ処理場を閉鎖。

その際、
代替地も確保できなかったために
あちこちで
ゴミの都市となっています。

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ゴミの川ができています。

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時にゴミから熱が発生して
発火します。
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おそらくすごい臭いでしょう。
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ハエやゴキブリ、
ネズミなども蔓延しているとのこと。
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通勤もたいへんです。
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あまり気にしていないタフな人もいます。
慣れてしまったのでしょうか。
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ゴミを輸出する計画でしたが、
その計画も
途中で頓挫しています。

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この状態のままで

内戦下にある隣国シリアから避難してきた
１００万人以上の避難民を救援する負担も抱えています。


政治は
宗教の宗派と絡んでいるために
上手機能していません。

さらに
ゴミ問題だけではなく、
水道や電力供給のサービスも悪化し、
政治家の汚職の告発も多発している状況です。


もう自国だけでは
解決が出来ないのです。


まるで
日本にもたくさんあるといわれているゴミ屋敷の
国家版ですね。

日本のゴミ屋敷を根本的に解決する方法として、
ゴミ屋敷を片付けるだけではなく
そこに住む人の意識を変えなければ
成功しません。


レバノンも同様。
ゴミを片づけるだけでは
実は問題の解決にはなっていません。


ゴミの腐敗よりも
政治の腐敗の方が
根本的な問題だからです。


日本も
他人事ではありません。

ゴミは目に見えるので
問題が明確です。

でも
見に見えない問題も
たくさんあります。

たとえば
未来への負担を強いるように増え続ける国の借金などは
どんどん溜まっています。

やはり
いまのうちに解決しなければならない問題のはずです。


さらに