この写真。
サレムくん。

6歳の少年です。

イエメン共和国の病院で、
栄養失調のため集中治療を受けています。


o-PHOTO-570huffingtonpost.com


イエメンは
アラビア半島の南端の国。
svgWikipedia


イエメン共和国では
2011年の中東の民主化運動「アラブの春」の影響で、
33年にわたり独裁体制だったサレハ大統領が退陣。

その後に
大きな政治的混乱によって
内戦状態になりました。



この内戦と連合軍の軍事介入によって、
一般市民の虐殺も発生。

サウジアラビアを中心とした連合軍は
米国からの豊富な武器の供給と
情報支援によって
反政府組織の隠れやすい
一般市民の病院、学校、密集した市場や重要な工場などにも爆撃しています。


国際医療支援団体「国境なき医師団」が活動していた複数の施設をも
空爆してしまいました。

これにより
医療活動は
縮小。

犠牲者はさらに増加しました。

 

国防情報筋はメディアの取材に対して、
サウジアラビア駐留の米軍は
連合軍に情報と武器支援をしているだけで、
空爆地点の決定はしていないと
述べています。

でも
結果的に
一般人の4000人以上が死亡、
7000人以上が負傷しています。


反政府組織も、
民間人を標的にしてしまっています。





それに加えて
一般市民は食料も不足して飢餓状態。

少なくとも
2800万人以上が
飢餓状態になりました。


最初の写真のサレムくんも
食べるものも亡くなり
飢餓状態に陥った一人です。


実際に
イエメンの内戦状態を悪化させているのは
米国などの支援によるものです。


米国の支援がなければ
大規模空爆も
長引く内戦もあり得ないのです。



今回のイエメンの内戦や
一般市民の殺害や飢餓状態は
米国の意向次第で
簡単に終結
または軍事規模の大幅縮小ができると
専門家や当事者たちが証言しています。




以前数回ご紹介したシリアの都市アレッポも
悲惨な現状となっていますが、

この内戦も
現アサド政権を支援する国(中国、ロシア、イランなど)
反政府軍を支援する国(米国、イスラエルなど)
代理戦争でした。


報道を見ていると
支援する大国たちは
戦争を終結させようというよりも
武器の実験場にしているようにしか思えないのです。

 
今回のイエメンの内戦は
米国の意向で
簡単に終結させて
平和に導くことが可能です。


でも
やらない。




世界中で一般の人たちも立ち上がり
米国議会への署名も始まりました。

私たちも
自宅にいながら
緊急支援として署名することが可能です。

少しでも多くの子供たちの餓死を止めるために。

こちらです。

usyemenCare2Petitions



たった一回のクリックでも
子供たちを餓死から救う力になります。
 
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世界の軍事費用はどんどんエスカレートしています。

戦争をしない日本でさえ
軍事に多額の費用を費やしています。
必要のなさそうなオスプレイまで高額で購入。


少し前には
米国でも問題ありとして1機も稼働していなかった状態の
F35ステルス戦闘機を

とっても不思議なことに
日本政府は
1兆円もの発注をしていました。



ストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI)は、
2014年度の世界の軍事費をまとめたレポート
「Trends in World military expenditure 2014」を公表しています。

その報告書によると、
2014年の世界全体における軍事費総額は1兆7760億米ドル
約220兆円!

これだけのお金に加えて、
優秀な頭脳と
並外れた体力を持つ人々が、
世界中の戦争や紛争に費やされています。



ネパールでは、
ビタミン不足により
年1万2000以上の子どもの命が失われると推定されています。

子どもに1年分のビタミンAを届けるには約4円が必要です。

2000万円あれば、
世界中の子供たちのビタミン不足を補うことができます。



ニジェールの栄養治療センターには
重度の栄養不良に苦しむ子どもたちがたくさんいます。

栄養失調を改善するための栄養食品のパックは、
1袋45円です。



世界中にいまだ埋まっている1億個を超えるすべての地雷を撤するには、
約4兆円かかります。
 
でも
いまだに地雷除去するお金はないために
多くの人が、地雷の爆発で足を失い続けています。


 
たった2日分の世界の軍事費で、世界中の子供たちが学校に行けるようになります。

たった4日分の世界の軍事費で、世界中の女性たちが清潔で安全な出産環境を整えることが出来ます。

軍事活動のごく一部を密猟対策に当てるだけで、ゾウやサイなどを絶滅から救うことが出来ます。





江戸時代初期、
徳川家康は、
戦陣で
「厭離穢土欣求浄土」
と掲げました。

「この世がこれ以上戦で穢れてしまうことを嫌い、
この地に極楽浄土のような恒久的な平和を願う」
という気持ちが現れています。

そして、応仁の乱以来、
300年の間、
戦の無い時代作りに奔走したのです。



ほんのちょっとでも、軍事費を人道援助・環境保護にまわせれば・・。




世界の膨大な軍事費用と、優秀な頭脳と体力を、
平和利用に使うにはどうしたらいいのでしょうか?





でも、
その前に
私たちも同じことをしていないでしょうか?

必要なものを買うお金で、お酒を飲んでしまったり・・。
部屋の掃除をしないままで、遊びに出かけまくったり・・。
誰でも大切なことを後回しにして、無駄遣いしてしまうことはあります。

家計の定期的な見直しで、発覚することも。

一国のことでさえ、
例えば、福祉よりもオリンピックに大金を費やしてしまう。


「修身斉家治国平天下」

自分の身を正し、

家庭を整え、
それが出来てはじめて
国を治めることが出来る。


軍事費の平和利用も、世界平和も、
結局は
私たち一人一人の行いと思いの集積なのでしょう。




今日もありがとうございます。

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