「ジェンダー・ギャップ指数」という指標があります。

世界各国の男女平等の度合いを指数化したものです。

この指数は、
世界経済フォーラム(WEF)が
世界144ヵ国の女性の地位を
経済、
教育、
政治、
健康

の4分野で分析評価し、
発表しています。

gggweforum.org


順位が上位ほど
男女平等ということになります。

最も男女格差が少ない国は
第一位 アイスランド
第二位 フィンランド
第三位 ノルウェイ
第四位 スウェーデン


北欧諸国がトップグループです。



日本は、
144ヵ国中
111位でした。

gg2reports.weforum.org
経済は 118位
教育は  76位
健康は  40位
政治は  83位




各項目別の詳細なスコアも載せておきます。


gg3reports.weforum.org

詳細を見ると
日本は
教育部門と
長寿では世界一でした。




こちらは世界全体図。
色が濃い方が
男女平等です。

日本はかなり薄いです。
g65reports.weforum.org




世界全体の傾向としては、

教育や健康では男女の格差が改善傾向が進み、

経済では改善の進み方が遅いことがわかりました。




働く時間と有給の差を見てみると


男性は 7時間47分  
そのうち無給の仕事は1時間30分


女性は 8時間39分
そのうち無給の仕事は4時間47分もありました。

 

5-aworkingday-768x767reports.weforum.org
そのため
年間所得額も
男女で大きく差が出ます。

1-globalaverage-768x767reports.weforum.org





世界経済フォーラムは
2006年以降毎年この指数を発表しています。

今回ペースで改善が続くと
男女が経済的に平等になるには
あと170年かかることになります。



地域ごとに見ると
このようになります。

特に中東やアフリカの女性の格差が目立ちます。

8-whenwillregions-768x767reports.weforum.org




女性には女性の

男性には男性の

特性や長所がそれぞれありますが、

やはり
あらゆる機会を平等にして

個人が自ら適した仕事や環境を選べるようになることは
とても大切だと思います。



このような指標によって
もっと改善すべき点や
もっと伸ばしていく点が
客観的に
見えてきます。


今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いいたします。


 
人気ブログランキングへ