タバコ

cigarette-666937_960_720 pixabay.com


「インサイダー」
という映画がありました。

タバコ産業の不正を告発した実話を基に作られた映画です。

会社の利潤を上げるために
タバコに不正な手段を使って人体に有害な物質を加えているという事実を告発。

タバコ業界では、
内部告発を防ぐために、
守秘義務契約で人の言動を制約し、
金銭的にも苦しめ、
当人だけでなく家族への脅迫など、
あらゆる手段を講じて口封じを試みます。

さらに、
告発者の人格を否定するために、
メディアを使ってネガティブ・キャンペーンを行います。

告発者を訴え、
裁判で潰し、
社会的地位をずたずたにしていきます。


さらに
真実を追求するはずのマスメディアも
金銭的なしがらみによって
真実は報道しません。

この映画では
真実の追求や信念を貫くことが
いかにたいへんなことか、
企業は利益のためにはどんな酷いことでも平然と行ってしまうことが
上手く描かれています。



原子力業界の内部告発についても
事実に基づく映画が公開されました。
この時の内部告発者は殺されてしまいました。
日本では
あまり話題になりませんでしたが、 
米国では一大スキャンダルとして注目を集めた原発関連事件でした。

 

どの分野においても
もしも
正義が勝った場合には報道されることもありますが、
ほとんどは
闇に葬られているのではないかと思います。



タバコは
年間5兆本も売れている巨大産業です。




話がかなりそれましたが
本題に入ります。


タバコが健康に良くない影響を与えることは
いまや誰でもが知っていること。

現在では
タバコが人体に与える影響について
たくさんの論文が発表されています。

「Mutational signatures associated with tobacco smoking in human cancer」

という論文があります。

喫煙者の腫瘍に関するDNAを検証した研究です。

それによると
タバコを吸い始めると直ちにDNAが損傷する。
DNAが損傷して、一度変異したDNAの損傷は、タバコをやめても元にもどることはない。


タバコを1日1 箱 (20本) 吸った場合、
一年間のうちに
臓器の細胞の突然変異は次のように蓄積されていきます。

肺:150の変異
咽喉頭部:97の変異
口 :23の変異
膀胱 :18の変異
肝臓: 6の変異


いまだDNAの損傷によって
どれだけの健康被害が発現するのかは
詳細には解明されていません。

でも
大きな害になるのは
間違いないようです。
Alexandrov_et_al_Tobacco_image sanger.ac.uk

喫煙によって
さまざまな臓器が
癌になることが判明しています。

Cancers-Caused-By-Smoking-Infographic ahealthblog.com





また
英国の禁煙健康団体Action on Smoking and Healthの研究チームは、
喫煙者を対象に
喫煙した時の体内多環芳香族炭化水素の追跡調査を行っています。

多環芳香族炭化水素は、
タバコに含まれている発ガン性物質の一種です。

喫煙によって人体に入ると、
DNAを損傷させる物質に変化することが判明しています。

その結果では、

喫煙後15分過ぎから
体内のDNAが損傷していくことが判明しました。


今までは
喫煙後数年してから影響が出るだろうと考えている人がほとんどで、
吸った直後からDNAに損傷が出ることは
いままで知られていなかった事実です。


タバコには
4,000種類もの化学物質が含まれていることがわかっています。
そのうちで
人体に有害なものは250種類
発がん物質は50種類
が含まれています。



タバコを止めることによって得られる恩恵はたくさんあります。

なによりも
周囲の人に迷惑がかからなくなります。

7万1000人の女性を対象に9年間行った大規模調査では、
喫煙する夫を持つ女性は
早く死亡する傾向が確認されています。


ヨーロッパ腫瘍学会で発表されたスイスの研究では、
女性は、
男性と比べてタバコの発癌物質の影響を受けやすく、
癌を発生しやすい傾向があるそうです。


snboC3Uimgur.com


インドにはシッダ医学というものがあります。

シッダ医学では
治療の目的
健康を保つ目的を次のように明確にしています。


「人が
この世で身体を纏うのは
地上で経験を積んで魂を進化させて、
大いなる存在と一つになるため。

それを遂行するために
心身を強化し、健康に保つことが重要である。」




より崇高な目的に到達するために
今の身体を大切に扱い
健康を維持する必要がある。



確かにタバコは
扱う人の意思次第で
有益なものにもなります。

もともとは、
アメリカ先住民が神聖な儀式に利用するものです。 



でも
機械的で習慣的な喫煙で
自ら健康状態を悪化させる自虐行為を行う必要はないと思います。



今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
よろしければクリックお願いいたします。


人気ブログランキングへ