大学生の時に

妊婦さんと胎児を繋ぐ
へその緒
の組織標本を見る実習がありました。

へその緒は、
お母さんから受け取るすべてを運ぶ重要な経路です。

組織標本は二つありました。

一つはタバコを吸わないお母さんのもの
もう一つはタバコを吸うお母さんのもの


差は歴然でした。

喫煙しないお母さんのへその緒は
とても美しく
生命の神秘を感じさせる標本。

一方で、
喫煙するお母さんのへその緒は、
組織が、汚れ、萎縮し
見るだけで気持ちの悪くなる標本でした。


喫煙は
胎児に大きな影響を与えることを実感した経験でした。


あの標本写真が世に出回ったら
喫煙する女性は
ほとんどいなくなってしまうのではないでしょうか。

5512988310322wesharepics.site


英ダラム大学の研究チームは、
喫煙している妊婦さん

喫煙しない妊婦さん
を対象にして

妊娠24~36週目までの胎児20人のエコーを観察し、
喫煙と胎児の動きの関係を調べています。

Ultrasound observations of subtle movements: a pilot study comparing foetuses of smoking and nonsmoking mothers


写真の上段が、喫煙群の胎児

写真の下段が、喫煙しない群の胎児

fetus22

こちらも
写真の上段が、喫煙群の胎児

写真の下段が、喫煙しない群の胎児です。
 
fetus22a

上段の、平均毎日14本のタバコを吸う妊婦さんの胎児は、
落ち着きなく、頻繁に手を動かし、顔をこすっています。

この動きは、
ひどいストレスを感じていたり、
うつの症状がある妊婦さんの赤ちゃんの動きと似ていますが、
喫煙する妊婦さんの赤ちゃんでは、
うつ病のものよりも
さらに深刻のようです




下段の喫煙しない妊婦さんの赤ちゃんたちは、
リラックスして落ち着いていました。





妊娠中の喫煙によって
お腹の赤ちゃんは
大きく影響を受け

それは
胎児の口や手の動きに影響するだけでなく、
中枢神経の発達に欠陥が生じる可能性があることが判明しています。

babies-2wesharepics.site

ハーバード大の研究では
喫煙習慣調査に参加した女性たちと子供4000人の健康データと犯罪歴を調査。

妊娠中に毎日1箱以上喫煙すると
子供が犯罪者になるリスクが30%も高まるという結果でした。




今回の研究チームは、
この胎児の落ち着かない動きは、

顔の動きなどをコントロールする中枢神経がニコチンにさらされることによって、
成長過程に異常が生じているからではないかと推測しています。



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