次期アメリカ大統領に選出されたドナルド・トランプ氏の指名を受けて
米国国防長官に内定した
ジェームズ・「狂犬」・マティス氏。
米軍の海兵隊の伝説的な猛者として有名です。
.nytimes.com
彼の顔を見て
かつての英国軍の不死身の兵士
エイドリアン・カートン・デ・ウィアート
を思い出します。
見た目の第一印象が
とても似ています。
fr.wikipedia.org
彼は
南アフリカでのボーア戦争で、腹部や股の付け根を負傷。
その後、
第一次世界大戦では、
シンビリス山砦攻撃で、顔に二発被弾して、目と耳の一部を失いました。
西部戦線では、7発以上被弾し、左手を失いました。
医者が温存治療を勧めた数本の負傷した指を、
自分で引きちぎって治しています。
ソンムの戦いでは、頭蓋骨と足首を撃ち抜かれました。
パッシェンデールの戦いでは、臀部を撃ち抜かれました。
カンブレーの戦いでは、足を撃ち抜かれました。
アラスの戦いでは、耳を撃ち抜かれました。
二度の飛行機墜落からも生還。
これでも戦歴の一部。
その後も
引退するまで世界中の戦地で戦い続けました。
その戦歴はあまりに多すぎて
すべて書くことはできませんが、
軍人として最高栄誉のヴィクトリア十字章、大英帝国勲章、バス勲章、聖マイケル・聖ジョージ勲章、殊功勲章などを受勲しています。
引退後は、
病院で
彼の身体に突き刺さったままになっていた信じられないほどの量の榴散弾を摘出する手術を受けています。
彼は
「率直に言うと、私は戦争を楽しんでいた。」
「戦っている瞬間には、戦争は私の血液のようなものだとはっきり感じていた。」
と述べています。
米国国防長官に内定したマティス氏も
トランプ氏が会った印象が
「ジェームス・狂犬・マティス将軍はとても印象的で、
本物の将軍の中の将軍だった。」
と述べています。
Twitter
マティスの語録をいくつか紹介しておきます。
「敵を殺すために無実な者をも撃たなければならないとしたら、
撃つな。
敵を減らした数よりも増やしてしまうような行為は避けることだ」
イラク侵攻の時、市民に紛れたテロリスト対策として次のように述べています。
「礼儀正しくいること。
プロフェッショナルでいること。
ただし、誰に会っても相手を殺す手段を考えておくことだ。」
イラク侵攻時、彼は武力に頼らずに、
まずはイラクの小部族の長達と交渉しに乗り込んでいった時。
「私は平和と共にここにやってきた。兵士たちを連れてきてはいない。
だから涙を浮かべてのお願いする。私を馬鹿にするならば、お前たちを全員殺すことになる。」
「我々は誠意を持って後退し、
あなた方に問題解決のチャンスを与えよう。
しかし、お願いがある。けっして裏切らないでほしい。
もし裏切れば、
生き残った者たちは私たちがここでどれだけひどいことをしたか書き記し、1万年は語り継ぐことになるだろう。」
「人を撃つには憎しみがなければならないと考える人たちもいる。
私はそうは思わない。ただのビジネスだ」
「「アフガニスタンに駐在すると、ただベールをしていなかったというだけで5年もの間女性を殴るという男がいる。そんなやつは男らしくもなんともない。
そういう男を撃つのがとても楽しい。」
「(アメリカ民主主義という試みを終わらせたい敵を見つけろ。
そして我々と我々の自由を放っておきたいと思ってもらえるまで徹底的に殺すことだ。」
世界には
戦争を欲する人がいるのです。
なんだか似ていませんか?
マティス氏と
エイドリアン・カートン氏
個人同士のケンカも
部族対立も
国同士の戦争も
他人事ではなく、
個人と個人、民族と民族、国と国との間の真の平和が来るのは、
すべての人の心に平和が宿った時しかありません。
はるか先のことでしょう。
「やられたら、やり返す」という考え方でいる限り、
大きな平和がくることはないでしょう。
でも
この状況だからこそ、
自らの光を見い出し、
それを他人と分かち合うためには最適なのかもしれません。
はやく平和になりますように。
今日もありがとうございます。
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米国国防長官に内定した
ジェームズ・「狂犬」・マティス氏。
米軍の海兵隊の伝説的な猛者として有名です。
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彼の顔を見て
かつての英国軍の不死身の兵士
エイドリアン・カートン・デ・ウィアート
を思い出します。
見た目の第一印象が
とても似ています。
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彼は
南アフリカでのボーア戦争で、腹部や股の付け根を負傷。
その後、
第一次世界大戦では、
シンビリス山砦攻撃で、顔に二発被弾して、目と耳の一部を失いました。
西部戦線では、7発以上被弾し、左手を失いました。
医者が温存治療を勧めた数本の負傷した指を、
自分で引きちぎって治しています。
ソンムの戦いでは、頭蓋骨と足首を撃ち抜かれました。
パッシェンデールの戦いでは、臀部を撃ち抜かれました。
カンブレーの戦いでは、足を撃ち抜かれました。
アラスの戦いでは、耳を撃ち抜かれました。
二度の飛行機墜落からも生還。
これでも戦歴の一部。
その後も
引退するまで世界中の戦地で戦い続けました。
その戦歴はあまりに多すぎて
すべて書くことはできませんが、
軍人として最高栄誉のヴィクトリア十字章、大英帝国勲章、バス勲章、聖マイケル・聖ジョージ勲章、殊功勲章などを受勲しています。
引退後は、
病院で
彼の身体に突き刺さったままになっていた信じられないほどの量の榴散弾を摘出する手術を受けています。
彼は
「率直に言うと、私は戦争を楽しんでいた。」
「戦っている瞬間には、戦争は私の血液のようなものだとはっきり感じていた。」
と述べています。
米国国防長官に内定したマティス氏も
トランプ氏が会った印象が
「ジェームス・狂犬・マティス将軍はとても印象的で、
本物の将軍の中の将軍だった。」
と述べています。
マティスの語録をいくつか紹介しておきます。
「敵を殺すために無実な者をも撃たなければならないとしたら、
撃つな。
敵を減らした数よりも増やしてしまうような行為は避けることだ」
イラク侵攻の時、市民に紛れたテロリスト対策として次のように述べています。
「礼儀正しくいること。
プロフェッショナルでいること。
ただし、誰に会っても相手を殺す手段を考えておくことだ。」
イラク侵攻時、彼は武力に頼らずに、
まずはイラクの小部族の長達と交渉しに乗り込んでいった時。
「私は平和と共にここにやってきた。兵士たちを連れてきてはいない。
だから涙を浮かべてのお願いする。私を馬鹿にするならば、お前たちを全員殺すことになる。」
「我々は誠意を持って後退し、
あなた方に問題解決のチャンスを与えよう。
しかし、お願いがある。けっして裏切らないでほしい。
もし裏切れば、
生き残った者たちは私たちがここでどれだけひどいことをしたか書き記し、1万年は語り継ぐことになるだろう。」
「人を撃つには憎しみがなければならないと考える人たちもいる。
私はそうは思わない。ただのビジネスだ」
「「アフガニスタンに駐在すると、ただベールをしていなかったというだけで5年もの間女性を殴るという男がいる。そんなやつは男らしくもなんともない。
そういう男を撃つのがとても楽しい。」
「(アメリカ民主主義という試みを終わらせたい敵を見つけろ。
そして我々と我々の自由を放っておきたいと思ってもらえるまで徹底的に殺すことだ。」
世界には
戦争を欲する人がいるのです。
なんだか似ていませんか?
マティス氏と
エイドリアン・カートン氏
個人同士のケンカも
部族対立も
国同士の戦争も
他人事ではなく、
個人と個人、民族と民族、国と国との間の真の平和が来るのは、
すべての人の心に平和が宿った時しかありません。
はるか先のことでしょう。
「やられたら、やり返す」という考え方でいる限り、
大きな平和がくることはないでしょう。
でも
この状況だからこそ、
自らの光を見い出し、
それを他人と分かち合うためには最適なのかもしれません。
はやく平和になりますように。
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