南アフリカ共和国クレルクスドルプに
世界最大のサイ牧場があります。

 ngsversionnationalgeographic.com/BRENT STIRTON


この牧場には
1300頭ものサイが「飼育」されています。




サイの角は、
二日酔いや精力増強の薬として
いまだに根強い人気があります。

億万長者のジョン・ヒューム氏は
密猟からサイを守りたいと
不動産で築いた財産を使って
牧場経営に乗り出しています。

当初は
趣味でサイを飼い始めたそうです。

次第に
サイの保護に目覚めて
サイの数を増やしていきました。

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最初に
彼がサイの角を切ったのは
2007年。

彼が飼育するサイが
密猟者に殺されて
角が切り取られたことがきっかけでした。


現在も
密猟者から守るために
毎年サイの角を切り取っています。



サイの角は
金よりも高い価格で売買できたため、
ヒューム氏はサイの角でも
牧場の運営費を賄えるはずでした。


でも
現在は
サイの角の売買は違法です。

2009年から
南アフリカでも
サイの角の取引を禁止する法律が制定されたのです。


ただし、
いまだに
角を切ることは法律で定められていません。

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そのため、
この牧場では
1年または2年に1回、
サイに鎮静剤を投与して角を切り取っています。

ヒューム氏は
現在サイの角の取引の合法化のために
裁判で係争中です。

切り貯めたおよそ5トンにもなる大量のサイの角は
売買できるまで
銀行の貸金庫などで厳重に保管されています。

現在の取引でも
50億円以上の価値となります。


現在
さらに毎年1トンの角が収穫され続けています。

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冒頭の写真で見られるサイ牧場の光景は
自然界ではありえない異様な光景です。



サイがこれだけ一か所に集まって
行動することはないからです。



サイにとっては
とても不自然な環境なのです。



野生動物であるはずのサイが
家畜化された光景。


野生動物の商品化
いまだ
この地球が人間優位であるという妄想と欲望に取りつかれているためです。



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いまだに野生のサイは
毎日殺されています。


絶滅まで秒読み段階となっています。

それを守ろうとするには
このような不自然な形になってしまうことも・・。


人間の欲望が異常である限り
この問題は続くのでしょうか。



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