英国の新5ポンド紙幣の流通が9月から始まりました。

最近になって
この紙幣には、
動物性脂肪が使われていることが公になって、

動物愛護家や菜食主義者、一部の宗教信者たちが
利用に反対する騒ぎになっています。


Mark-Carney-Unveils-Nemirror.co.uk


問題となっている紙幣の素材は、
ポリマー(プラスチック)製です。

ポリマー製の紙幣は
紙の紙幣よりも汚れに強く、
耐久性も高いなどの理由で
導入されています。


この素材だけでは静電気が発生しやすいために
その防止策として「ヘット」と呼ばれる牛の脂肪を添加しています。

スーパーの牛肉コーナーに
無料配布している白い脂の塊です。


すでに署名活動も始まっています。


tallowchange.org





現在のところ
イングランド銀行では
紙幣の素材から牛脂の除去を検討していますが、
技術的にも複雑な工程となり
時間がかかりそうだとのこと。



さらに追い打ちをかけるように
まもなく
牛脂入りの10ポンド紙幣も
来年の夏から流通し始めることが決まっています。

 

さらに
2020年までには20ポンド紙幣も。
tenpounnote3011astandard.co.uk




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