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オリンピックのためにこれ以上上野公園の木を切らないでください


最近、通るたびに上野公園の木が切られ、スカスカになっています。

皇太子(現天皇)ご成婚記念の噴水は撤去され、藤棚や緋寒桜を切って、大きなスターバックスとパークサイドカフェができ、イベント広場ではテントで物産展などをやっています。すごい音と匂いです。ここは公園ではないのでしょうか?

折しも、2020年の東京オリンピックまでに、JR上野駅公園口を50メートル北に付け替える工事が始まります。クレーンと資材置き場のため、都道を付け替える。横断歩道をなくし、まっすぐに動物園入口までの動線を通すためとのことです。そのために「支障木」を「撤去」するという張り紙が出ました。住民や公園利用者には何の相談もないのです。八本の大樹、その中の二本は1973年に公園開設100周年で植えられた記念植樹です。最初の木は12月19日に切られるのを「撤去」の腹帯をして待っています。

建築家・前川國男は代表作東京文化会館のエントランスから上野の森の樹木が見えるように設計しました。その文化会館前の木が切られてしまいます。今のように、駅を出て、「ようこそ」と樹木に迎えられ、公園に入っていく方がよほどワクワクします。駅前に木陰があるから、そこで待ち合わせもできるのです。

これは平成20年の都の「上野公園グランドデザイン検討会」(進士五十八委員長)にのっとり、実施計画がされているのですが、委員たちもまさか、自分たちの策定した報告を根拠にバンバン木が切られているなどとは知らないでしょう。都や区の議会や、景観審議会でも十分に論議をした形跡はありません。

樹木は命であり、人間より長い寿命を持ち、人間にとっては木陰と木漏れ日を作ってくれ、むきだしの建物を覆い、友達であり、頼りであり、心の支えでもあります。鳥など動物に取っても木は重要なねぐらであったりします。

どうぞ、先進国の首都であるならば、これ以上、利用者や住民の同意なく、上野公園の木を切らないでください。

上野公園の樹を守る会


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