バーン・エンちゃん。
50歳のゾウさんです。

観光客向けのゾウ乗りとして 
20年間過酷な労働を強いられ
今月救出されました。



救出されるまでに
激しいトラウマを負い
心身ともに
ボロボロになってしまいました。


980xFacebook/Lek Chailert

プーケット・エレファント・サンクチュアリで
保護されてからも

夜も眠ることもできず、
座ることもなく
ただ
茫然自失のまま
立ち尽くしていました。



身体は
衰弱し、
点滴も受けました。
980x (1)Facebook/Phuket Elephant Sanctuary


もはや
人も
ゾウでさえも
信頼できない状態になっていたのです。

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バーン・エンは
救出・保護されたときに
保護区にいる他のゾウたちをも
避けるように動き

それは、
過去に強制的に繁殖させられていた時の
トラウマによるものでした。


強制的な交尾の繰り返しによって
心に大きな傷を負い
同胞のゾウでさえ、
避けるようになっていたのです。
980x (2)Facebook/Lek Chailert

保護区のスタッフたちは
繰り返し
座って眠るように説得してみましたが
聞き入れられませんでした。






ある日
やはり保護されてきたゾウ「ドーク・ゲオ」が
彼女に近づきました。

ドーク・ゲオも
やはり過酷な環境から救出されてきた年老いたゾウ。



ドーク・ゲオは

バーン・エンに近づくと

そっと

優しく

バーン・エンの身体を
鼻で撫で始めました。


980x (3)Facebook/Phuket Elephant Sanctuary


とても優しく
愛情込めて
顔を撫でています。

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バーン・エンは
次第に心開いていきました。

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そして
バーン・エンは、
少しずつ心を開いていき
他のゾウたちとも一緒に過ごせるようになりました。



ゾウは
大きな頭で小さな眼を持ち
とても感受性が高く
思慮深い生き物です。


私たちは
ゾウの持つ繊細で美しい世界を
理解できずに
無視して
破壊してきました。



人やゾウによって負ってしまった心の傷は
また
人やゾウによって癒されます。


これからは
人も
ゾウの繊細な世界を無視することはできないでしょう。

これ以上無視すれば
これ以上破壊すれば
ゾウは地上から消えるからです。



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