カロリーを適度に制限した少食が
健康を向上させて寿命を延ばす効果があるかどうか

長年論争されてきました。

cr2nationalgeographic.com


モデル生物(酵母、線虫、ショウジョウバエ、マウスなど)を使った先行研究では
すでに
適度なカロリー制限によって
寿命が長くなることが明らかになっていました。


その時点では
人や霊長類も
カロリー制限によって
寿命が延びるかどうかが明確ではありませんでした。



米国立加齢研究所とウィスコンシン大では
人に近い動物種であるアカゲザルを使って
カロリー制限と健康状態、寿命の研究を実施しました。

2009年と2012年に出た結果は
それぞれ異なるものでした。


一つは
カロリー制限によってアカゲザルの寿命が延びたという結論、

もう一つは
生存年数に対する影響はないが、アカゲザルの健康に役立つという結論でした。


次の写真は
左側は通常食、  右側は少食

少食のアカゲザルの方が
明らかに良好な状態に見えます。
rhesus-monkeys-picture1ahuntergatherer.wordpress.com



今回は
この2つの研究を行った研究グループが合同で、
この2つの長期にわたるアカゲザルを使った研究データの統合解析が行われました。


karonature.com



その結果
霊長類においても
少食は健康を向上させるという結論に達したようです。

若いサルよりも
年齢が高いサルの方が
カロリー制限による効果が高かったとのこと。



ただし
今回の解析研究では、
カロリー制限が老化を遅らせたという決定的な証拠にはならず、
健康と生存年数に最大の効果をもたらす理想的なカロリー制限量は
断定できていません。


二つの研究の結果の違いが出た理由は、
研究計画の違い(カロリー制限を始めた時のアカゲザルの年齢や食事内容、食事のやり方など)
によって説明できるとしています。



これは寿命に関する結果
青色は通常食
赤色は少食

まずは
ウィスコンシン大の結果

cr1nature.com

次に
米国立加齢研究所の結果

cr2nature.com


癌の発症率
青色が通常食
赤色が少食


cr3nature.com
心臓病の発症率
青色が通常食
赤色が少食
cr4nature.com


糖尿病の発症率も
やはり少食の方が明らかに少ないという結果でした。


人も
サルの結果と同様だと推測されています。


もう飽食の時代は終わりにしましょう。

過食は、
それがいくら素晴らしい食材であっても、
多くの問題を引き起こすことは
昔から言われていたことです。


美味しいものを少しだけ頂く。

そうすれば、
農薬問題も
添加物問題も
動物や環境にかかる大きな負荷も
大きく改善へ進むことでしょう。


御飯も御味噌汁も御菜、御数も「御」がつくのは、
感謝の気持ちから。

感謝の気持ちを持って
食事することは健康への第一歩です。




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