フィンランド政府は
完全禁煙国
を目指すための第一目標を掲げました。




まずは
2040年 までに
喫煙率を2%以下にすることを目標にしています。


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これには
通常のタバコの他にも
葉巻、パイプ、かぎタバコ、電子タバコなどあらゆる形態のたばこが含まれます。


フィンランドでは
政府の政策のおかげで
男性の喫煙率は年々下がってきています。

広告の禁止や禁煙スペースの拡大などが功を奏して
2014年の時点で19%まで下がっています。


finnedition.cnn.com


今年から
フィンランドでは
さらに
たばこ製品の販売や喫煙に対して大幅に規制強化した
新たな対策が導入されました。


たばこ販売を規制するために、
たばこ販売業者に対して免許の取得が義務となりました。

免許を取得した業者は毎年規制遵守のための監視料を支払うことになります。
これは
各自治体が
販売業者が規制を守っているかどうか監視するための費用です。

この監視料は、
レジ1台当たり年間で最大500ユーロと高額で
レジが10台ある販売店では、免許料に加えて年間5000ユーロの経費が必要になります。
これで
たばこ取り扱い店の減少が見込まれます。

たばこ取り扱い店では
たばこの陳列も禁止になります。

たばこに掛かる税金も高く設定されています。


 
15歳未満の未成年が同乗している車の中では、
すべての車で喫煙が禁止となりました。
 

フィンランドでは
すでに
1995年から職場や屋内の公共施設での喫煙が禁止されていて
2007年からレストラン、バー、カフェ、クラブでの喫煙も
禁煙専用ルームがない場合には、禁止されています。

各家庭での喫煙は、
家の中ではなくベランダで吸うのが一般的なマナーとされています。
 
自宅のベランダでの喫煙する人に対しても、
たばこの煙が近隣の迷惑になると判断された場合、
住宅会社が禁止を申し立てることが可能になりました。

 
子供たちへの影響も考えて
たばこや葉巻の形をしたチョコレートなどの菓子の販売も規制することになりました。


ヨーロッパ各国では
さまざまな取り組みが行われています。


こちらは日本
(成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査))
pd090000厚生労働省最新たばこ情報

成人男性の喫煙率は、
減少し続けていますが、
諸外国と比べると高い状況です。
約1500万人が喫煙していると推定されています。


日本も
本腰を入れて禁煙国家を目指せば
健康にも
お財布にも
いい効果が出ると思います。



喫煙の代わりに
瞑想がおすすめです。



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