マリアナ海溝。

地球上で最も深い海溝です。
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マリアナ海溝の最深部チャレンジャー海淵の深さは
海水面下10,911mです。

ここは
人類が全く手つかずの領域。

まだまだ探索は始まったばかりです。
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この人類から離れた場所で
驚くべき事実が判明しました。


英国アバディーン大学とニューカッスル大学の研究チームを中心に
ロボット潜水艇を使って深さ約7800~1万mで甲殻類カイコウオオソコエビを捕獲して
汚染物質の量を測定しました。

image[6]abdn.ac.uk


その結果、
マリアナ海溝の深海に生息する甲殻類の体内の汚染物質の量は
中国でもっとも汚染された川のひとつである遼河の水で生息するカニの50倍もの量だったことがわかりました。

検出された化学物質の中には、
1930年代から70年代の間に生産された2種類の残留性化学物質と言われる
PCB(ポリ塩化ビフェニル)と
PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)
が含まれていました。


残留性化学物質は、
自然界に入っても簡単には分解されずに
長期間にわたって残り続ける化学物質です。


昔使われたDDTなどは、
いまだに広くあらゆるところに残留しています。

欧州の調査では、
99%の人の体内から数十年前に使用禁止されたDDTがいまだに検出されることが判明しています。

クジラの耳垢からも
高濃度のDDTがいまだに検出されています。

深海は
人の手が入ることのない無垢の自然が残るはずの世界です。
人間の活動の影響など及ばない所だと考えてしまいがちですが、
とても残念なことに
汚染に関しては
人間は地球上あらゆる場所に影響を及ぼしているのです。

化学物質を製造したり、使用する時に
その物質が地球環境や生き物たちに与える長期的で破壊的な影響を
十二分に考慮していく必要を痛感します。




こちらも
ひかたま:残留し続けるDDT


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