アラスカ。
雄大な大自然。

米国が
ロシアからアラスカを購入してちょうど150年が経ちました。

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当時ロシアは、クリミア戦争により大打撃を被って経済的に疲弊していたため、
アラスカを売却することに決定。
クリミア戦争でも敵対したイギリスに売却したくないため、
アメリカ合衆国に売却しました。


アラスカの価格は、
720万ドル。

1坪あたり、0.074円という激安価格でした。

これだけの大自然と豊富な資源の大地が
こんな安い価格で取引されていたのです。

当時の価格720万ドルを
現在の貨幣価値に換算すると、1億2300万ドル。
現在の米国の1年間の軍事費が、5500億ドルですから、
かなりの激安になります。

ちなみに
日本が購入したオスプレイ たった1機の価格よりも安いのです。


それでも、
購入当時は、
「巨大な保冷庫を購入した」などと米国国民に非難されていました。

この当時は、
アラスカの価値に誰も気づいていなかったのです。
その後、
金鉱をはじめ、豊富な資源や、軍事的に有利な地であることから
とても重要な地となっています。

ゴールドラッシュの頃の写真です。
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大規模原油事故も起こしました。
alaska-oil-spill-madevastatingdisasters.com

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これほどの大自然を
たった一年間の軍事費の5000分の1で購入できるなんて、
いまでは考えられないことですね。

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アラスカでは、
購入条約調印が行われた1867年3月30日にちなんで、
3月の最終月曜日に記念日が制定されています。

1860年代といえば、
米国で立石斧次郎がトミーと呼ばれて人気だった頃ですね。
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