マタベレアリ。

アフリカのサハラ砂漠南部からアフリカ南部にかけて広く生息しているアリです。

この写真は
シロアリとの戦いの後、
戦利品のシロアリをくわえています。
w640news.mb.com.ph

写真を見てわかるように
このアリの働きアリには
大きな個体majorと
小さな個体minorがいます。

この写真では
大きな個体majorがシロアリをくわえています。
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こちらがMajor
pachycondyla_analis_major_forkeyantsofafrica.org

こちらはMinor
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この黄緑色の部分に分布しています。
Megaponera_Distribution_AfricaWikipedia



このアリは、
シロアリにとって天敵です。

次の写真は
マタベレアリが
シロアリの巣を襲っているところです。
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こちらは
必死に抵抗するシロアリを攻撃しているところ。

このような攻撃を一日に何度も繰り返します。
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この攻撃では、
シロアリの兵隊アリからの激しい抵抗を受けます。

シロアリも、
強力な顎を持っているために、
戦いの最中にマタベレアリをケガをさせたり、殺して、
必死に巣を守っていきます。

0413ameisen-sani2wuni-wuerzburg.de


驚くことに
戦闘中に負傷したマタベレアリは、
自ら救助信号となる化学物質を分泌して、
仲間のアリたちに助けを求めることが出来ます。


そして
負傷したアリは
救護アリによって
救出され、
巣へと戻されて治療を受けます。

写真は、
負傷したminorアリを運んでいる救護majorアリ。
antsrescuethphys.org

アリさんも
戦闘で傷ついた仲間を救護するのです。




「ハクソーリッジ」という実話に基づいた映画があります。

マッドマックス主演のメル・ギブソン監督の作品です。
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第二次大戦中の沖縄での戦闘を舞台に
衛生兵として従軍した一兵士の実体験を描いた戦争映画です。

緑豊かな町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、
人を絶対に傷つけないという信念を持っています。
彼は、
「衛生兵であれば自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願します。

ところが、
銃の訓練が始まったとき、
彼は断固として銃に触れることを拒否します。
「人を殺さない。人を助ける。」と。

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大尉からは、
「人を殺すのが戦争だ、命令に従えないのなら、除隊しろ」
と宣告されてしまいます。

その日から、
彼は臆病者とみなされ
上官と兵士たちの嫌がらせが始まります。

それでも
彼の決意は微塵も揺るぎませんでした。

そして
命令拒否として軍法会議にかけられます。

運よく銃を持たない衛生兵として認められ
激戦区で会った沖縄の150mの絶壁「ハクソー・リッジ」に到着。

ここは
先発部隊が6回登って6回撃退された末に壊滅した激戦地です。
命をかけて絶壁を登った瞬間に、
地獄のような光景が待っていました。
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四方八方からの攻撃を受けて、
次々と倒れていく兵士たち。
デズモンドは、
銃弾の中を走り抜けながら重傷の兵士たちの元へ駆け寄り、
負傷兵たちを一人一人
次々と救護していきます。


仲間の兵士たちから
銃を持てない臆病者とみなされていた彼は
実は
誰よりも勇敢で
誰よりも強い正義心をもった
英雄だったのです。
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兵士たちが撤退した後にも
彼はたった一人戦場にとどまります。
一人でも多くの兵士を助けるために。
hacksaw-ridgeindependent.co.uk


そして
自分の命をかけて
救護した兵士たちを
一人ずつロープを使って崖から降ろしていくのです。
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これはまるで
救護の神髄を見るような話です。









「プライベート・ライアン」という
スティーブン・スピルバーグ監督の映画があります。

_SY445_Amazon.co.jp



空挺部隊の目線で、
ノルマンディー上陸作戦から終戦までを描いています。

たった一人戦地に残されたライアン上等兵を救出するために
8人の部隊が命をかけて
救出する話です。




生きているかどうかも不明な一人の兵士のために
8人は、
命をかけて救出しに行く意義があるのか、

たくさんの兵士が亡くなっていく中で
たった一人を大きな労力をかけて救出する価値があるのか、

救出チームの兵士たちは
各々、複雑な胸中を思いながら救出へと向かいます。




その価値は
ずーっと後、
救出されたライアンが
年老いて
戦没者慰霊施設であるアーリントン国立墓地にやってきたときにわかります。

8人が命をかけて救出したライアンは、
祖国に帰還してから
結婚し、
家庭を持ち、
子どもを授かり
孫にまで恵まれます。


8人が救出したおかげで、
未来へと命を繋げることができた。


それは、
とてもとても大きな価値を持つもの。




私たちは
何か良いと信じて行っていても
それが
目先の成果がなければ
意味のない、価値のない行為を行っているのではないか
ただ暗闇の中を歩いているだけではないか

狭い視野で判断してしまいがちです。


でも、
すべての行為は未来へと繋がっていく。

これは
まぎれもない事実です。

だから目先の成果に囚われることなく
今出来ることを確実に実行することです。



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