いままで人の病院での
動物の面会について
このブログでもご紹介してきました。

ひかたま:治癒のための肉球

ひかたま:死ぬ前に愛犬に会いたい

この記事の最初に書いておきますが、
現在
基本的にほとんどの病院では動物の持ち込みが禁止されています。



これらは
その病院を利用する以上は
その病院のルールとして守らなければなりません。




でも
この写真。


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このおばあちゃん、
愛犬パッツィーとの感動の再会した時の写真です。



おばあちゃんは
病気で入院してしまい
13年間ずっと寄り添い、
心の支えになっていた愛犬パッツィーと
会えないことで
意気消沈していました。


おばあちゃんは、
パッツィーに会いたい。
とても会いたい。

そんな気持ちを
孫娘のシェルビーさんが察して
病院にこっそりとパッツィーを連れてきてしまったのです。



これが
どれほど病気で弱っているおばあちゃんの心を明るくしすることか
どれほど元気が湧いてくることか

もしかしたら
薬よりも効果があるかもしれません。



少し前までは
ほとんどすべての病院で携帯電話の使用は禁止されていました。
理由は
医療機器の誤作動によって
患者を殺してしまうかもしれないという理由です。

でも
携帯電話が普及して
必要になった現在では
携帯電話やスマホなどの使用は認められるようになりました。


実際に深刻な問題は発生していません。



逆にお花を入院室へ持ち込むことは
禁止する病院が増加しています。

それは植物の表面についている菌やカビなどを病室に持ち込まない
花瓶の水の中の菌を拡げない
強い匂いを拡げない
重症患者の場合、水替えができない
枯れてくる
など
さまざまな理由があるようです。





では
犬猫はどうなのでしょうか。

基本的には
抵抗力や免疫力の落ちている患者さんがいるために
動物の持ち込みは禁止という規則になっています。


でも
人も動物もどちらも菌は持っています。

一定のルールがあれば
動物との面会も可能なのではないでしょうか。



実際に
「重症患者さんは
自分の愛する動物たちと面会することが出来る」
というプログラムを実施している病院があります。

そこではとても良い成果をあげています。

愛する動物たちと面会したことによって
患者さんたちは勇気と元気をアップさせ、
病状の改善にも
驚く程の良い効果があったのです。



私がオーストラリアにいた時には
人の病院内に自由に歩き回っている病院猫スタッフたちがいました。

そこでは
猫が院内を歩いてきます。
入院患者さんたちが近寄っていくと
猫スタッフはすり寄ってきます。

すると
患者さんたちは
すごい笑顔になるのです。

そこの病院内はとても笑顔で溢れて
明るい雰囲気の病院でした。

そこは大きな総合病院で、
重症患者さんたちもいたと思いますが
猫スタッフがいて
問題になったことはないようでした。




愛情が
治癒力に強く影響する論文は、
数多く報告されています。
 
恋愛中の人や愛する動物がいる人は
風邪を引きにくく、
愛する対象がいる人は、
血中乳酸値が低く、疲れにくい。

愛する動物がいると、
病気の回復が早く、
心筋梗塞の発作は大幅に減ります。

抱きしめられたり、抱きしめると、
病気にかかりにくくなります。

そして
愛する動物が傍にいると
ボケにくくなり、
寿命も長い傾向があります。

これらは医学的にも証明されています。


でも、
現代医学ではいまだに
愛の持つとても強い力を過小評価しています。


それが自己治癒力を飛躍的に高めることもあるのに・・。


日本の病院でもまずは
一定の基準を設けて
犬猫との面会システムを
試験的に導入してもいいのではないかと思います。



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